福島県立視覚支援学校
生徒の活動
むつまじ会行事 お楽しみ会「むつフェス2019」
11月7日木曜日娯楽室にて、むつフェス2019を行いました。今回の行事は8月からむつまじ会ミーティングを定期的に行い、舎生同士で話し合いを重ね、内容、準備、買い物を計画的に進めてきました。
舎生が“タピオカドリンクショップ”“つりゲーム”“ブラックボックスとひもくじ”のお店を企画しました。当日は自分たちが楽しむだけではなく、学校の先生方も招待し、寄宿舎全体が元気な笑い声で盛り上がりました。そして舎生からは「楽しかった!」「またやりたい!」という声が上がりました。
これからも引き続き充実した自治会活動を行い、楽しい寄宿舎生活になるようにしたいと思います。
ふくしま教育週間の取組
~学習成果の発表を行いました~
ふくしま教育週間学校公開の取組の一つとして、11月1日(金)に各学部の学習成果の発表を行いました。保護者の他、卒業生や学校評議員の皆様が来校され、児童生徒に大きな拍手や称賛の言葉を送ってくださいました。
小学部発表「ダンゴムシすごいぜ!」
生活科の学習で「ダンゴムシ」を飼育・観察した記録や実験の結果を発表しました。ダンゴムシのすごさと、児童の「ダンゴムシ大好き!」という気持ちが、観客の皆さんにも十分伝わりました。
中学部発表「個人弁論、合唱」
8名の生徒が、自分の思いを言葉に綴った弁論を発表しました。弁論の発表のあと、心を一つにして合唱曲「マイバラード」を歌いました。
高等部普通科発表「修学旅行」
東京方面へ修学旅行に行き、自分が体験してきたこと、見学によって知ったことをビデオやパワーポイントを使用して発表しました。
高等部本科保健理療科・専攻科理療科発表
来校した方々に、理療科を少しでも知っていただくため、理療科(職業教育課程)の歴史や学習内容、卒業後の就職先などについての発表を行いました。また、後半はマッサージ体験をとおして、理療科の実技の成果を体験していただきました。
東北地区盲学校点字競技会
11月15日、本校において、通信の東北地区点字競技会が行われました。
11月1日の日本点字制定記念日にちなみ、11月1日~15日の間で、東北の各盲学校・視覚支援学校が実施します。全国大会と隔年で、今年は東北大会でした。
競技は、2分間の五十音書き、転写、聴写の3種目です。点字盤でより速く、正確に書く力を競います。今年度は、中学部生1名の参加です。約1か月、朝練をして本番に臨みました。校内では、年に2回、文字能力テストの中で、五十音書き、転写、聴写に1分間の速読を加えて実施しています。
読み書き能力は学力の礎、小学部からだんだんと力をつけてきました。
高齢者入所施設における社会奉仕活動
11月13日、理療科生徒が福島市曽根田にある高齢者入所施設「メープルハイム苑華」にてマッサージ・ボランティアを実施しました。同施設では10年以上にわたって年2回の社会奉仕活動を続けており、生徒たちのマッサージを心待ちにしている利用者さんも多くいらっしゃいます。
今回はまだ臨床実習には出ていない1年生も見学に同行し、教員の指導の下、少しだけではありますが利用者さんへの施術を行いました。いくつかの外部イベントでの施術の経験はありますが、高齢者の方への施術は初めてで緊張気味の1年生でした。生徒たちからは、「利用者の方からたくさんのありがとうと笑顔をいただくことができた」という感想もあり、高齢者への接し方やコミュニケーションを学ぶ貴重な経験となりました。