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2022年7月の記事一覧

令和4年度 前期文字能力テスト

 漢字の読み書き、点字の読み書きの向上を目指して小学部は7月8日、中学部・高等部は7月7日に文字能力テストを行いました。

斜面机を使用する様子 反転色机を使用

パーキンスブレイラーで点字を打つ様子 点字板で点字を打つ高等部生徒

 高等部の点字使用者は、五十音書き、転写、聴写、速読の後、残りの時間は字つきかるた取りをしました。かるたを目の前の台に固定し、速くとるという、団体戦の張した中でも、読み札でちょっと笑えるだじゃれで盛り上がりました。

おやじぎゃくかるたで盛り上がる 札を読んで、笑う

 

高等部普通科「中央デイサービスセンターとの交流」

 7月13日(水)、普通科生徒が中央デイサービスセンターへ、制作したプレゼントを届けに行きました。

 普通科では例年、中央デイサービスセンターを訪問して、利用者の皆さんと歌やゲームで交流を行っており、生徒はとても楽しみにしていましたが、ここ2年は新型コロナウイルスの影響により実施できませんでした。

 今年度も直接交流することはできませんでしたが、総合的な探究の時間に生徒全員で、利用者さんに楽しんでもらえるよう合唱曲を収録したDVDづくりを企画し、準備をしてきました。

 お返しに、デイサービスセンターの皆さんから、素敵なプレゼントをいただきました。

 来年度は直接お会いして交流できることを、楽しみにしています。

職員の方にDVDを手渡す

DVDを職員の方へお渡ししました。

こだわりのDVDジャケット

こだわりのDVDジャケット。

中には、生徒からのメッセージやイラストがあります。

 

第40回東北地区盲学校文化・体育大会

 第40回東北地区盲学校文化・体育大会 開催!

 6月22日(水)、23日(木)の2日間にわたり、第40回東北地区盲学校文化・体育大会が本校を会場として開催されました。東北6県7校の盲学校・視覚支援学校の生徒が一堂に会したのは実に4年ぶりのことです。会場では学校の枠を越えて楽し気に話す生徒たちの様子もみられ、親交を深められる大変意義のある大会となりました。その様子を報告します。

 6月22日(水)、文化の部「第71回東北地区盲学校弁論大会」が本校体育館にて開催されました。各県代表の中学部および高等部の弁士たちが、それぞれの思いを表現豊かに観衆に伝えました。白杖を持つ葛藤や社会復帰のための決意表明、あるいは自分の将来に向けた初々しい思いなどテーマは様々ですが、会場の誰もが時にほほ笑み、また胸を打たれながら弁論に聞き入っていました。本校からは、福島県代表として中学部2年の高原悠君と、高等部専攻科3年の江川小百合さんが出場し、江川さんは優秀賞を受賞することができました。

優秀賞受賞! 中学2年生の堂々とした発表 

他校生徒と距離をとりつつ歓談 会場の様子

 

 6月23日(木)には福島市信夫ヶ丘陸上競技場で、体育の部の陸上競技会が実施されました。本校からも多くの中学部・高等部の生徒が選手として出場しました。幸い天候にも恵まれ、皆で陸上競技を楽しむことができました。100M走や音響走、走り幅跳びやジャベリックスローなど様々な陸上競技種目が実施され、選手はみな一生懸命に競技に臨みました。競技の合間には選手同士が励まし合ったり健闘をたたえあったりするなど、とてもすがすがしい姿も見られていました。参加校3校による男子400Mリレーも行われました。選手たちの健闘ぶりに、応援席も興奮と熱気に包まれた大会となりました。本校の選手たちも素晴らしい記録を残すことができました。

リレーのバドンタッチ! 躍動感あるスタートダッシュ!

準備体操をしっかしと ジャベリックスロー