福島県立視覚支援学校
2018年6月の記事一覧
福島県高等学校音楽学習発表会
6月21、22日の両日、県下の音楽を愛好する約3000名の高校生が福島市に集い、福島県高等学校音楽学習発表会が開催されました。
視覚支援学校高等部普通科生は、福島高校合唱部と合同で、『終わりのないうた』『前へ』を発表しました。
12月には福島高校・橘高校とクリスマスジョイントコンサートを開催します。どうぞお楽しみに。
平成30年度福島県立視覚支援学校同窓会総会開催
平成30年度福島県立視覚支援学校同窓会総会開催
平成30年6月23日(土)に飯坂温泉ホテル聚楽で総会が開かれました。
総会では同窓生と共に本校の発展について真剣な討議が行われました。
総会後は親睦会を開き親交を深めました。また、校名変更に伴い盲学校同窓会から視
覚支援学校同窓会へ規約が改定されました。
エコキャップキャンペーン
保護者・地域社会の皆様へ
福島県立視覚支援学校生徒会厚生局
平成30年6月11日
エコキャップキャンペーンありがとうございました
日頃より、本校教育活動に御理解と御協力をいただき感謝申し上げます。
さて、生徒会厚生局が中心となり取り組んでいる「エコキャップキャンペーン」も10年目に入りました。 先日6月6日に「飯坂ロータリークラブ」へ128.6㎏(55,298個余り)を寄託しました。昨年度よりお伝えしました通り、今回で最後の寄託となりましたので、御報告いたします。これまでエコキャップキャンペーンへ、保護者の方々や同窓会の皆様、地域の皆様から多くの御協力をいただきまして、ありがとうございました。
また、今年度も地球温暖化防止における「福島議定書」事業に参加をし、節電・節水、リサイクル活動に取り組んでおります。保護者の皆様、地域の皆様と共に、二酸化炭素削減に向けて努力していきたいと考えておりますので、今後とも本校の教育活動への御理解と御協力をお願いいたします。
(福島県立視覚支援学校生徒会 厚生局 担当 教諭 荒牧 美穂 ℡534-2574)
英国上院議員 クリストファー・ホームズ氏訪問
英国上院議員 クリストファー・ホームズ氏訪問(6月1日)
~周囲の支援の大事さ、そして挑戦すること~
14歳で失明をし、今までしていたことができなくなるという失望感から、脱することができたのは、周囲の方々の支援によるものであるとホームズ氏は言う。得意で大好きだった水泳もできなくなるかと失望していたが、周囲の支援やトレーナーの支援により、わずか3か月でまたはじめることができた。その後、ホームズ氏はパラリンピック水泳選手として4大会で9個の金メダルを獲得している。
また、以下はホームズ氏が高等部の生徒との交流の際の談話の一部です。「パラリンピックの際には、マッサージでコンディションを整えてもらえたことで、マッサージという仕事の重要性を常に感じている。
現在は水泳以外に新しいことにチャレンジをしている。それはスキーである。スキーを楽しむことができるようになるにも、スキーを履かせてくれるサポートや、傾斜の状況を後ろから無線で誘導してくれるサポーターがいてくれるからである。そうした周囲のサポートを大事に、することができる、周囲の支援者とともに、一緒に考え、できることをさがしていくこと、それにより今の自分がある。」
普通科、理療科の生徒のホームズ氏への質問タイムでは「気持ちが落ち込んだにはどうしているか」「歩行をどうやって学んだか」「英国での視覚障がい者の就労状況」「英国の食文化」「日本についてどう思うか」など生徒から様々な質問が出て、和やかに歓談しました。どんな質問に対してもホームズ氏は真摯に回答し、笑顔で答えてくだきいました。
交流の後は本校での理療科でのマッサージを体験されました。
現在、ホームズ氏は視覚障がい者の機器活用の充実のために、英国にて尽力されています。