福島県立視覚支援学校
2022年8月の記事一覧
福島高等学校合唱団第65回定期演奏会賛助出演について
8月3日(水)に、ふくしん夢の音楽堂大ホールで開催されました、福島高等学校合唱団第65回定期演奏会に、音楽同好会として高等部普通科生徒4名が賛助出演しました。これまでの交流及び共同学習から、今年度は定期演奏会で一緒に歌いませんかとのお誘いを受けての出演でした。
曲は第4ステージの2曲、「虹」と「プレゼント」を歌いました。第4ステージは青春の1ページと題され、NHK全国学校音楽コンクールの課題曲で構成されており、まさしく青春の息吹を感じられるステージとなりました。更に、アンコール曲「リフレイン」も一緒に歌いました。学生指揮者による曲紹介にあった通り、この日、この瞬間の音楽を仲間と共に味わうことができました。
〈 ソプラノ 〉 |
〈 テナー 〉 |
〈 アルト 〉 |
課題となったのは、夏休み中の練習です。普段は寄宿舎から通学している生徒たちは、夏休み中は遠方にある自宅に帰省します。そのため、集合しての練習が難しくなります。出演にあたって意欲的な生徒たちは、お互いに連絡を取って励まし合いつつも個人で練習に励みました。更に、福高合唱部との合同練習で、その歌声の美しさ、音楽に対する意識が大きな刺激となり、練習にも力が入ったようです。「自分が気持ちよく歌いたいから練習する!」の意識のもと、努力を重ね、本番は仲間と共に豊かな歌声を観客に届けました。
演奏後の生徒たちは、観客の皆様から温かい言葉をたくさんかけられて、充実した様子が見られました。なによりも、福高生徒さんたちと談笑し、演奏会の喜びを伝え合っていた姿が印象的でした。
「人に注目されるようなステージに出るのは、本当は苦手だけど、この演奏会は楽しかった。」こんな声も聞かれました。
音楽堂で歌える喜び、「合唱」する喜び、同世代の仲間と一つのステージを創りあげる喜び、多くの喜びがある、心に深く残る演奏会となりました。
令和4年度東北地区盲学校フロアバレーボール宮城大会 4連覇達成!!
令和4年7月13日(水)~14日(木)、宮城県立視覚支援学校を会場に、 令和4年度東北地区盲学校フロアバレーボール宮城大会が開催されました。新型コロナウイルス感染拡大のため、3年ぶりの東北大会開催となりました。
球技部の中学部、高等部12名の部員の半分以上は大会出場の経験がなかったため、練習では試合形式での実践的な内容を多く取り入れ、「楽しくプレーする」ことを徹底して大会に臨みました。
13日は、正面玄関で校長先生はじめ多くの児童生徒、教職員の声援の中、大会に向け気持ちも新たに出発しました。
14日大会当日。開会式で、キャプテンが優勝カップを返還しました。
第1試合 宮城県立視覚支援学校戦。(福島2-0宮城)
第1セット 立ち上がりが苦手な本校、取って取られての展開で2対2、そこから連続攻撃が決まり、15対3で勝利。 第2セット 第1セットの流れそのままに15対7で勝利。 ベンチ入りメンバー全員が試合に出場、最後は中学生や前衛にスパイクを打たせるなど、余裕をもって主導権を握ることができました。 |
決勝戦! 青森県立盲学校戦。(福島2-0青森)
緊張も見られましたが、「いつも通り」「楽しむ」と互いに言い聞かせ試合に臨みました。 第1セット 後衛二人の連続サーブが決まり、15対4で勝利。ほとんどラリーをすることなくあっという間の展開。 第2セット 一気に9点を先取、勢いそのままに15対7で勝利。 東北大会4連覇となりました。 |
閉会式では、優勝の賞状が授与され、優勝カップを再び持ちかえることができました。
一方学校では、試合の様子をGoogle Meetでライブ中継し、1球1球に声援を送り、全員で優勝の瞬間を体感することができました。
全国大会に向けて、校長先生からは大会に臨む姿勢や『無心』の意味についてお話をいただきました。東北代表として、他校の選手の思いにも応えるべく、全国大会のコートで堂々とプレーできるよう、チーム一丸となって、夏の練習を頑張っていきます!
大会終了後、賞状、優勝カップを手に笑顔の選手
夏季休業前の全校集会
7月20日(水)、夏季休業前の全校集会が実施されました。
初めに、東北地区盲学校文化・体育大会、東北地区盲学校フロアバレーボール宮城大会、福島県学校歯科保健指導優良校、第67回たなばた展の表彰があり、それぞれ賞状・カップの授与を行いました。
そして校長より「計画をしっかり立てて、日頃なかなか取り組めないことにチャレンジする」「感染症や暑さ対策等、健康管理をしっかりする」「日記等を活用し、年度内に達成したいこと等を再確認し、計画的に取り組む」ことを意識しながら、貴重な時間を無駄にすることなく大切にし、有意義な夏休みを過ごしてほしいと話がありました。