福島県立視覚支援学校
生徒の活動
交通安全教室を行いました。
4月19日(金)に中学部・高等部合同の交通安全教室が開かれました。
全体で
①正しい手引きの仕方・され方
②白杖の種類と役割(使い方)
の説明があり、その後、校内でペアを組んでアイマスクでの手引き歩行、校外での通学ルート確認が行われました。
新入生は白杖のグリップやチップの種類を触って確認したり、先輩たちの意見を参考にしたりしながら、自分の見え方と、目的、身長に合った白杖の選び方を、確認しました。
駅までの通学ルートでは、信号機の色が見えるか、音響信号機の渡り方、点字ブロックの摩耗、危険な箇所を確認しながら歩きました。
写真1:白杖の種類と役割の説明 |
写真2:色々な種類の白杖 |
写真3:学校正面玄関前の歩行の様子 |
写真4:学校正面玄関から外に出る様子 |
写真5:横断歩道でしっかり方向を確認中 |
写真6:白杖を振って歩道を歩行している様子 |
全校朝の会の様子
4月16日(火)に、全校朝の会が行われました。全校生徒が一堂に会し、新入生の紹介や、高等部の生徒会役員の紹介など、活動について発表しあうことで、理解と交流を深める機会となりました。
平成31年度 入学式
4月8日、中庭の桜の花も咲き誇り、新入生を迎えました。
中学部4名、高等部4名が、希望を胸に、入学しました。
誓いのことばは保健理療科1年 常松 桜さん。
「…助け合い、励ましあいながら、初心を忘れず、学業に専念すること」を誓いました。
平成30年度卒業証書授与式
3月1日 本校体育館にて、平成30年度卒業証書授与式が行われました。
普通科5名、保健理療科1名、専攻科理療科2名が巣立ちました。
卒業生代表 『別れのことば』より
のびのび教室から約13年間を過ごした人、東日本大震災で避難生活を経験した人、遠くから通い続けて勉学に部活動に励んだ人、フロアバレーボールやグランドソフトボールの全国大会を何度も経験した人、30年ぶりの高校生活を満喫した人、自分を変えるためにメキシコへ留学した人、第87回全国盲学校弁論大会で心に響く弁論を発表した人とそれぞれの活躍を挙げればきりがありません。
(中略)
明日からあん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師として、社会復帰します。視覚支援学校の仲間が、先生方がしてくれたように、職種は違いますが今度は私が患者さんの気持ちを汲み取って支えられるような施術者となれるよう、日々研鑽を積んで行きたいと考えます。