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生徒の活動

第21回福島県特別支援学校スポーツ大会 【陸上競技】

 10月8日(土)、第21回福島県特別支援学校スポーツ大会が、福島市内のあづま総合運動公園内で行われました。今年度開校しただて支援学校が加わり、県内特別支援学校19校、参加生徒数は約420名でした。陸上競技には約140名の生徒が参加し、本校からは高等部普通科生徒3名が出場しました。生徒達の日頃の行いが良く、当日は前日の雨が嘘のように、晴天のもとで競技が行われました。周囲からの拍手による応援を背に、生徒一人一人が実力を出し切りました。競技終了後の反省会では、どの生徒も来年の大会に向けて意気込みを新たにしていました。

 朝早くから送迎していただいた保護者のみなさん本当にありがとうございました。また、前日から会場準備や運営にあたられた多くの先生方にも感謝します。来年も大会記録や自己ベストの更新を目指して取り組んで参ります。

 引き続き応援よろしくお願いします!

◇陸上競技本校生徒の大会結果

女子F18 ジャベリックスロー      第1位      佐藤音芭さん

男子T18     1500m     第1位(大会新)  小野寺陽大さん

男子T17      100m     第1位(大会新) 増子新之介さん 100m走の様子 ジャベリックスローの様子

メダルを手にした選手 1500m走の様子

前期終業式・後期始業式

 9月30日(金)、前期終業式及び後期始業式が実施されました。式に先立ち、夏季休業中に実施された第10回特別支援学校作業技能大会「ビル・クリーニング部門(テーブルクロス)」で級を認定された生徒及び「作業製品品評(紙工製品部門)」で銀賞に入賞した学習グループの表彰がありました。

 

「ビル・クリーニング」表彰の様子

紙工製品部門「銀賞」の表彰

 式では校長より、児童生徒が前期に活躍した姿の紹介がありました。また「お互いを尊重する心、他人を思いやる心をもち、今一度自分の目標を確認して後期も取り組みましょう。」との話があり、児童生徒の顔にも来週から始まる後期に向けての意欲の高まりが感じられました。

 校長先生のお話

 終了後には、第22回全国障害者スポーツ大会「いちご一会(いちえ)とちぎ大会」に参加する選手(専攻科理療科3年生)の壮行会が実施されました。

壮行会の様子

令和4年度 芸術鑑賞会

 令和4年9月28日(水)に本校体育館にて、「うつくしま芸人会」の皆さんをお迎えし、令和4年度芸術鑑賞会が行われました。昨年度は新型コロナウイルス感染症の蔓延により実施することができませんでしたが、今年度は久しぶりに児童生徒が一堂に会し、みんなで落語を楽しむことができました。

 楽しく亭ツイ輝さんの「権兵衛狸」、裁楽亭とんぼさんと小学部の「寿限無」コラボ、初音家おと丸さんの三味線や、酒飲亭いさんさんの「牛ほめ」と日本の伝統的な芸能が披露され、会場は笑いと声援に包まれました。また、一緒にステージに上がった小学部の児童らはステージの上でも、元気いっぱいの姿を見せてくれ、見る人に元気をわけてくれました。

裁楽亭とんぼさんと小学部「寿限無」

裁楽亭とんぼさんと小学部「寿限無」

酒飲亭いさんさん「牛ほめ

酒飲亭いさんさん「牛ほめ」

初音家おと丸さん:三味線

初音家おと丸さん:三味線

  会場の様子

会場の様子

 

 

 

株式会社南東北クボタ様より農業機械の模型をいただきました。

 日頃より、福島県立視覚支援学校の教育活動に、多大なる御支援をいただいておりますこと、心より感謝申し上げます。

 先日、株式会社南東北クボタ様より、農業機械の模型をご恵贈いただきましたので、報告いたします。

 模型は、トラクター3種類、コンバイン2種類、田植え機の計6種類で、児童の手で触れやすい大きさで、ずっしりとした重みがあります。

 コンバイン、トラクター、田植え機の模型写真

コンバイン(全長19cm)、トラクター(全長14cm)、田植え機(全長12cm)の模型

トラクター模型

上記のトラクターよりひと回り大きい全長17cmのトラクター

普通型コンバイン模型

作物の全体を刈り取る普通型コンバイン模型(全長20cm)

トラクター模型(組み立て)

トラクター模型で、組み立てするものもいただきました。

 児童は、農家での見学学習の前に、模型で学習を行い、農業機械のおおよその形や特徴をつかむことができました。また、見学時にも模型で確認しながら実際の農業機械に触れることで、大きな農業機械のイメージを持つことができました。

模型と実際を交互に触る 模型と実際を交互に触って確認
コンバインや田植え機の模型と実際の農業機械を交互に触って確認しています。

 自分たちの食生活を支えている農業について理解する上で、大変参考になる模型をご恵贈いただきましたことに心から感謝申し上げるとともに、今後も本校の教育活動で大切に活用させていただきたいと思っております。

 株式会社南東北クボタ様、ありがとうございました。

『えがお交流活動』~小学部~

 小学部では、年間を通して福島第四小学校・聴覚支援学校福島校と交流及び共同学習を行っています。9月21日(水)には、福島第四小学校、聴覚支援学校福島校、視覚支援学校の3つの会場に分かれて、『えがお交流活動』が行われました。本校には、福島第四小学校(以下、四小)の2年生と5年生の皆さん15名が来校。自分たちの学校に四小の友達が来てくれるのは初めてとあって、本校児童は少しドキドキしながらも楽しみにしていました。

 本校児童は、視覚支援学校の学習や生活の様子を紹介するためのコーナーをひとり一つずつ準備し、四小の友達に説明したり、実際に体験してもらったりしました。四小の皆さんも点字の読み書きや拡大読書器などの支援機器、ころころ卓球など、どの活動にも興味津々でたくさんの発見があったようです。今回の活動は、本校児童にとっても、自分の障がいや学び方、必要な配慮について周囲の人に伝えていくための一歩となったと感じています。どの児童にも『えがお』があふれていました。

 今回の交流活動を通して双方の児童が分かり合えたことを、今後のさらなる関係づくりに生かしていきたいと思います。

なぞなぞ大会の様子 簡易点字板で自分の名前を書く様子

なぞなぞ大会

 点字カードの中からなぞなぞの答えを探してね。「お友達の選んだカードは正解かな? わたしが読んで確かめますよ。」

 簡易点字盤で自分の名まえを書いてみよう

 点字盤の使い方や点字の書き方を本校児童が説明しました。「四小の友達は、みんな上手に書けていたよ。」

ころころ卓球の様子 拡大読書器の紹介

ころころ卓球 

 四小の卓球と違うところはどこかな。

「ボールの中に音が出るものが入っているよ。」

拡大読書器の紹介

 「テーブルの上に本を置くと、大きく見えます。」