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『えがお交流活動』~小学部~

 小学部では、年間を通して福島第四小学校・聴覚支援学校福島校と交流及び共同学習を行っています。9月21日(水)には、福島第四小学校、聴覚支援学校福島校、視覚支援学校の3つの会場に分かれて、『えがお交流活動』が行われました。本校には、福島第四小学校(以下、四小)の2年生と5年生の皆さん15名が来校。自分たちの学校に四小の友達が来てくれるのは初めてとあって、本校児童は少しドキドキしながらも楽しみにしていました。

 本校児童は、視覚支援学校の学習や生活の様子を紹介するためのコーナーをひとり一つずつ準備し、四小の友達に説明したり、実際に体験してもらったりしました。四小の皆さんも点字の読み書きや拡大読書器などの支援機器、ころころ卓球など、どの活動にも興味津々でたくさんの発見があったようです。今回の活動は、本校児童にとっても、自分の障がいや学び方、必要な配慮について周囲の人に伝えていくための一歩となったと感じています。どの児童にも『えがお』があふれていました。

 今回の交流活動を通して双方の児童が分かり合えたことを、今後のさらなる関係づくりに生かしていきたいと思います。

なぞなぞ大会の様子 簡易点字板で自分の名前を書く様子

なぞなぞ大会

 点字カードの中からなぞなぞの答えを探してね。「お友達の選んだカードは正解かな? わたしが読んで確かめますよ。」

 簡易点字盤で自分の名まえを書いてみよう

 点字盤の使い方や点字の書き方を本校児童が説明しました。「四小の友達は、みんな上手に書けていたよ。」

ころころ卓球の様子 拡大読書器の紹介

ころころ卓球 

 四小の卓球と違うところはどこかな。

「ボールの中に音が出るものが入っているよ。」

拡大読書器の紹介

 「テーブルの上に本を置くと、大きく見えます。」