福島県立視覚支援学校
生徒の活動
令和2年度 臨床体験発表会
12月23日(水)に新型コロナウィルス感染症拡大防止対策の中、新たな企画での臨床体験発表会が行われました。
午前中は生徒の研究発表と理療科職員を囲んでのシンポジウムでした。今年も様々なテーマで発表が行われ、さらに先行研究を踏まえており、大変興味深い内容でした。
【午前の部① 研究発表の様子】
後半は理療科としての豊富な経験と人生の先輩でもある3名の先生方を講師に迎えて、生徒が興味関心のあるテーマについて率直にお答えいただきました。普段聞くことのできないお話に、参加者全員が共感しながら聞き入っていました。
【午前の部➁ シンポジウムの様子】
午後の部は、シネメデュケーションという教育指導法を用いて、生徒同士で映画の登場人物の立場や違った視点での意見を交換・共有しながら、理療師としての役割について考えさせる機会となりました。理療科への進学を希望している普通科生も交えて皆が熱心に取り組み、大いに盛り上がりました。
【午後の部 シネメデュケーションの様子】
【研究発表テーマ】
(1) 保健理療科2年・専攻科理療科1・2年
フェイスマッサージによる美顔づくり ~美は永遠(とわ)に~
(2) 専攻科1・2年
刺激の違いが筋疲労の回復に及ぶ影響について
(3) 保理科3年
ランダム化比較試験による五臓スコア・筋硬度と要穴の信頼性・妥当性
(4) 専攻科理療科3年
美容鍼を用いた鍼の効果
令和2年度 社会奉仕活動
生徒会厚生局の取り組みの一つとして、高等部普通科生徒が社会奉仕活動に取り組みました。
今年はコロナ禍の状況にもあるため、花苗を植えたり校地内の清掃を行ったりしました。
●11月10日(火)5校時
中庭の落ち葉をバケツに入れて運びました。 「きれいになって嬉しい!」
●15:05~15:25
プランターへパンジーの苗を植えて、正面玄関前に並べました。
「春先まできれいな花が咲きますように。」
北校舎の後ろにある椿の落ち葉を拾いました。
「来年は、ぜひ学校周辺の歩道や公園のごみ拾いをしたいです。」
高等部後期進路週間
高等部では、11月16日(月)から11月27日(金)まで後期進路週間を実施しました。
生徒一人一人の進路目標に応じて、進学のための模擬試験や職場見学としての治療院見学、現場実習および校内実習を行いました。
また、理療科生徒と合同で外部講師による職業講話を実施し、就職活動の心構えとしてビジネスマナーの重要性について学びました。
12月2日(水)には普通科合同で進路週間事後学習を行い、進路週間での実施内容やその反省、進路希望を実現するための手立てを一人一人発表し、自己理解を深めることができました。
本校高等部の進路週間に際しまして、関係機関の方々にご協力をいただき、ありがとうございました。
現場実習 |
職業講話「就職活動の心構え」 ~ビジネスマナーの重要性~ |
「名刺交換」 |
〇 進 路 週 間 事 後 学 習
令和2年度 職場体験 ~中学部~
中学部2年1組2名は、11月20日(金)に、ペッツ・マム南福島店といちいフォーズマーケットにて、それぞれ職場体験をしてきました。ペッツ・マム南福島店では、小動物の餌やり、品出し、清掃作業などを体験してきました。いちいフォーズマーケットでは、レジ体験、寿司つくり、POP書きなどを体験してきました。慣れない場所や人と一緒に仕事をする難しさを感じましたが、店員さんからの優しい声かけが励みになり、最後まで取り組むことができました。今後の学校生活に役立ててほしいと思います。
●ペッツ・マム南福島店
「品出し体験」 商品の種類を確認して丁寧に並べます。 |
「餌やり体験」 決められた時間に行います。 フクロウには、うずらの肉をあげました。 |
●いちいフォーズマーケット
「レジ体験」 品物のかご入れの仕方も学びました。 |
「寿司つくり・パック詰め体験」 自分でつくった寿司を購入し、昼食でいただきました。 |
令和2年度 中学部 後期進路週間 ~校内実習~
進路週間の一環として、中学部2年生2名、3年生2名が11月16日(月)から20日(金)の5日間、後期校内実習を行いました。
後期実習では、カレンダー製作における、紙すき、パルプ玉つくりを中心に作業を行いました。前期の反省で出た課題を後期に生かし、それぞれの個人目標に掲げ、その目標を意識しながら、継続して作業に取り組むことができました。