福島県立視覚支援学校
生徒の活動
令和3年度進路説明会
7月16日(金)に進路説明会を実施しました。
講師に、社会福祉法人陽光会 清心荘指定相談事業所 相談支援専門員の木田尚文様をお招きして、福祉サービス事業所の現状と福祉サービス利用に向けた手続き等について講話をしていただきました。年金や卒業後のサービス利用に向けた流れなど、細かい部分までお話ししていただきました。保護者との情報交換の場もあり、有意義な会となりました。
ご協力ありがとうございました。
球技部 引退試合!
フロアバレーボールを中心に活動する球技部。7月を迎えて3年生の引退試合が本校体育館で行われました。
白熱した試合!!
3年連続出場していた全国盲学校フロアバレーボール大会が、コロナウイルス感染拡大に伴い2年続けて中止となってしまいました。そのため、唯一全国大会経験者の3人が引退となりました。
試合後に、3年生から後輩たちへ思いを伝えました。
様々な活動が制限され、生徒が集まって一つの目標に向かって取り組む機会が激減する中、球技部全員で明るく楽しそうに試合に臨む姿が印象的でした。
笑顔で、ピース! |
「もう一度全国の舞台に立ちたかった・・・」という悔しい思いもあったでしょうが、その思いはきっと後輩たちが受け継いで行ってくれることでしょう。
第70回(令和3年度)東北地区盲学校弁論大会
6月23日(水)に第70回(令和3年度)東北地区盲学校弁論大会が本校にて実施されました。
この大会は、弁論を通して、東北地区盲学校の文化活動の健全な育成と発展を図るとともに、各校の親善を深めるものとして毎年開催されています。残念ながら、昨年度はコロナ感染症の影響で、東北大会、全国大会共に開催中止となりました。今年度も、開催が危ぶまれましたが、開催方法を動画審査とオンライン配信という形に変えることで、開催に繋がりました。例年とは違う開催方法でしたが、それぞれの弁論からは、真剣な眼差しと熱い想いが画面からでも伝わってきて、出場した弁士はもちろん、審査員の先生方・オンライン配信で視聴した東北各校の皆さんから、開催できてよかったとの声を聴くことができました。
今年度、最優秀賞を受賞した宮城県立視覚支援学校高等部生徒は、大阪にて開催予定の全国盲学校弁論大会に出場されます。
令和3年度 第2回命と心の健康教室(性に関する指導)
7月15日に第2回命と心の健康教室が中学部と高等部でそれぞれ行われました。
中学部では、「人との距離感」と「異性とのかかわり方」について学習しました。点字ブロックを使用して、距離感を体験したり、事例をもとに話し合いをしたりしました。人とかかわるなかで、相手を思いやる気持ちや、良好な人間関係を築くにあたってのルールやマナーを考えることができました。
高等部では、「ジェンダー」について簡単な説明の後、グループに分かれていくつかのテーマを選び、話し合いました。日頃からなんとなく耳にしていた言葉やニュースをきっかけに、様々な意見を出し合い、今回のテーマを通して「自分らしく生きていく」ということについて改めて考える機会となりました。
異性との、距離感の違いを体験している様子(中学部) |
生徒全員で話し合いをしている様子 (中学部) |
グループに分かれて話し合っている様子(高等部) |
高等部普通科 模擬試験・職場見学・報告会(中・高 前期進路週間)
【令和3年度前期進路週間 令和3年6月14日(月)~18日(金) 】
〇高等部普通科 模擬試験・職場見学・報告会
1組の生徒は、総合学習や自立活動の時間を通して「ライフプランニング」学習に取り組んできました。自分の夢や目標に向けた10年後の生活を想像し、自分に必要なことは何か、どんな方法で自分の力を伸ばしていくのかを考え実践してきました。
学力の向上に向けた実践では、2年1組は6月14日(月)に模擬試験を実施しました。そして、各教科の担当教員に予習や復習の仕方を聞いたり、自分に合った学習方法について考えたりしました。教科ごとに学習の方法が異なり、教科の特性に応じた学習の仕方を知ることができました。
1年1組では、6月17日(木)に「こおり治療院」の職場見学へ行きました。どんな力が必要か、見えにくさからくる困難さをどのように克服してきたか等、自分の進路実現に向けた話を聞いてくることができました。
6月30日(水)には、普通科進路週間報告会を実施しました。生徒一人一人が、自分の将来について考え、課題を発見し、今後どのように問題を解決していくかを、みんなの前で発表し、自主的に質問をするなど、大変有意義な進路週間になりました。