福島県立視覚支援学校
2020年11月の記事一覧
校庭ができたよ!!
聴覚支援学校福島校の改築工事に伴い、視覚支援学校と聴覚支援学校福島校は、約4年という長期に渡り校庭がない状況が続いていました。
11月16日(月)に工事後の検査が無事に終了し、17日(火)から校庭が使用可能となりました。
本校の小学部児童は、さっそく校庭で体育の授業を行い、校庭の構成、遊具の場所や種類、利用の仕方などを確認しました。
18日(水)の昼休みには、両校の小学部児童が集まり、「走り初め」を行いました。本校の小学部児童は、ラインを目印にしながら広い校庭を思いきり走ることができ、満足感でいっぱいの表情が見られました。また、両校の児童全員で行った「だるまさんがころんだ」では、見えにくさがある児童と聴こえにくさのある児童が一緒に活動できるよう遊び方を工夫しながら、楽しく遊ぶことができました。
新型コロナウィルス感染予防のため、体を動かす機会が少なくなっている昨今ですが、今後は校庭を十分活用しながら、児童生徒の健康の保持増進と体力の向上に努めていきたいと思います。
校庭を全力で走りました!
校庭ができたよ。うれしいな。
令和3年度 福島県立視覚支援学校 高等部入学者選抜募集要項
むつミュージック2020♪
11月5日(木)に寄宿舎自治会行事の一つであるお楽しみ会が開催されました。今年は、『むつミュージック2020』というテーマのもと、3グループに分かれて音楽発表を行いました。
イントロクイズと、歌で盛り上げてくれた『ミュージック・ザ・はまもと』。 ピアノ好き3人組で息ぴったりの演奏を披露してくれた『Music By Sound』。お花を手に“世界に一つだけの花”で歌声を届けてくれた『笑顔の7人』。
各グループ何度も話し合いや練習を重ね、衣装や装飾にも工夫が見られました。みんなで発表をする機会に新鮮さを感じ、笑顔で会を終えることができました。学年や棟を越えて協力した経験を今後の舎生活に生かしてほしいと思います。
「点字ブロック理解推進キャンペーン」
今年度の点字ブロック理解推進キャンペーンでは、10月23日(金)に、保護者および小学部、中学部、高等部普通科生徒が学校周辺の商店や郵便局等へ、点字ブロックについてのメッセージが書かれたポケットティッシュやチラシを配付する活動を行いました。
●PTA会長さん、校長先生より挨拶をしていただきました。 |
●雨の中での行事となりましたが、安全に気をつけながら学校周 辺の商店街へ向かって歩きました。 |
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●曾根田郵便局では、キャンペーン活動について取材を受け、点字ブロックの大切さを伝えました。
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●校長先生に見送られて 商店街へ出発しました。 「雨の中気をつけてね。」 |
●理容室の方が、すぐに店頭に出てきてくれたので、スムーズにお渡しすることができました。 |
●映画館の方からは、「ティッシュを配付して理解啓発に努めていきたいと思います。」と言っていただきました。 |
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●地域の役員としてもお世話になっている風呂店の方から、「点字ブロックは大切ですよね。」と声をかけていただきました。 |
●晴れている時には気づかなかった、傘をさしての歩行の仕方を学ぶことができました。 |
また高等部理療科の生徒は、治療室へ来院する患者さんへポケットティッシュやチラシを配付する活動を行いました。生徒からは、「視覚障がい者がよりよく歩けるようになるとよい。」「これからも続けていけるとよい。」という意見が出されました。
地域の皆様には、点字ブロックキャンペーン活動へご協力をしていただきありがとうございました。これからも点字ブロックの大切さを理解していただき、本校児童生徒の歩行を見守ってくださるようお願いいたします。
ふくしま教育週間の取組み~学習成果の発表を行いました~
ふくしま教育週間学校公開の取組みの一つとして、10月31日(土)に各学部の学習成果の発表を行いました。今年度はコロナウィルス感染予防のため、それぞれの発表場所や時間を分けて実施しました。
〇小学部
「自立活動や体育の学習発表」
「1.発表タイム」「2.チームで遊ぼう~投げ遊び~」「3.チームで遊ぼう~蹴り遊び」の3部構成で発表しました。
「1.発表タイム」では、3名の児童が一人ずつアスレチックや縄跳びなどに挑戦。また、友達の演技を紹介するアナウンスも児童が行い、運動だけでなく「読むこと」に関しても学習の成果を発表することができました。一人一人の演技がおわるたびに、参観者の皆さんから大きな拍手が寄せられました。
続いての「チームで遊ぼう」では、保護者の皆さんにも参加していただき、ボールを使ったゲームを行いました。今年度は春に予定していた運動会が中止となったこともあり、体を動かすことをみんなが笑顔で楽しむことができるよい機会となりました。
〇中学部
中学部は三部に分けて発表しました。一部は1組の生徒3名が弁論を行いました。それぞれ「普通ってなんだろう」、「命には厳しく」、「私の夢は…」のテーマで発表しました。二部は2組の生徒4名が「職業・家庭」の授業から、「紙すき」の作業に取り組む様子や作業の中でそれぞれが大切に考えていることを、せりふ劇形式で発表しました。三部は7名全員で「風をみつけて」の合唱を発表しました。
〇高等部 普通科
高等部普通科の生徒3名の「学習成果の発表会」は解剖室で行われました。パワーポイントや動画を使用し、1年1組は歩行やPC操作など自立に向けた練習に関する発表、3年1組は進路実現に向けて自分の学習や成績などについて分析したことの発表をしたりしました。3年2組では普段の学習において積極的に活動に取り組んでいる様子のビデオアルバムなど、それぞれが工夫をして発表をしました。
〇高等部 本科保健理療科・専攻科理療科
来校した方々に、理療科を知ってもらおうと、生徒の年齢構成や学習内容といった特徴を中心に紹介しました。
後半では、ツボを使ったセルフマッサージの方法の紹介とマッサージ体験をとおして、学習の成果を「見て・聞いて・感じて」いただきました。