福島県立視覚支援学校
2020年7月の記事一覧
高等部「進路週間」事後学習
7月1日(水)に高等部進路週間事後学習を行い、進路週間での実施内容と反省、今後進路実現するための目標を、一人一人発表しました。
3年2組生徒は、校内実習で活動内容が分かり、自分から取り組めたこと、事業所での校外実習でスタッフの方と一緒に運動したり落ち着いて過ごしたりできたことを発表しました。
1年1組生徒は、理療科授業見学で模型を使っての内臓や神経のつくりを知り、講話を聞いて江戸時代から続くあん摩・はり師の職業について興味をもつようになったことを発表しました。
3年1組生徒は、理療科授業見学で予習をしてから授業へ臨むことの大切さを知り、講話では理療科の学習や国家試験、理療師の職業の厳しさを感じながらも、自分の進路希望に向けてあらたな気持ちで学習に取り組む意志を固めました。
進学へ向けて学習の仕方を教科ごとに検討し、コミュニケーション能力を高めるなどの目標を掲げることができました。
前期進路週間~中学部~
進路週間の一環として、中学部2年生2名、3年生2名が6月15日(月)から19日(金)の5日間、前期校内実習を行いました。
実習では、紙すき、アロマストーンの作業工程を教師と確認し、丁寧に製品を作ること、時間を守ること、「報告・連絡・相談」をすることなど、働くための意義や姿勢を学び、自分の課題を明確にすることができました。全員が無遅刻無欠席で実習をやり遂げることができ、最後は、生徒からの希望もあり、みんなで「一本締め」で実習を終えました。
前期進路週間~高等部普通科~
6月15日から2週間は、高等部普通科の進路週間でした。
この期間、普通科の3人はそれぞれの将来の生活のために、体験的な学習を行いました。
1年1組、3年1組の生徒は総合学習で「ライフプランニング」をテーマに、10年後の自分の生活を想像しながら、今の自分に必要なことは何かを調べ、インタビューやインターネット検索で情報を集め、それらをもとに自分で考えたことを実践してきました。また、自分が立てた目標を念頭に、理療科の授業体験に臨みました。
3年2組では、2日間の校外実習を二本松市の「みんなの翼」で実施しました。校外での実習も今年で3年目です。新しい実習場所でも指導員の方とすぐに打ち解け、元気に作業に取り組むことができました。
校内でも中学部の生徒と一緒に校内実習に取り組み、ミキサーでの紙の撹拌などに意欲的に取り組むことができました。
前期進路週間報告会を7月1日に実施しました。それぞれにとって充実した、前期進路週間になりました。