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2022年11月の記事一覧

「点字ブロックは私たちにとって大切な『道』です!」

「点字ブロックは私たちにとって大切な『道』です!」

  ~点字ブロック理解推進キャンペーン~

 11月2日(水)、本校PTA主催の「点字ブロック理解推進キャンペーン」が開催されました。

 点字ブロックは、目に障がいをもつ人にとって大切な『道』です。このキャンペーンは一人でも多くの方に点字ブロックの大切さを知ってもらおうと、10年前から行っている活動です。これまでも児童生徒が考えたメッセージを入れたポケットティッシュを多くの人に渡すことで、点字ブロックの大切さを伝えてきました。

 3年前からは、学校周辺の商店等にメッセージ入りのポケットティッシュやチラシをお配りし、店内に置いていただき啓発の御協力をお願いしています。商店の方々も、毎年快く対応して下さり、児童生徒たちの励みになっています。

メッセージ付きポケットティッシュ 点字ブロック理解推進キャンペーンのぼり旗

 当日は、キャンペーンのシンボルである黄色いのぼり旗を目印に、小学部・中学部・高等部普通科の児童生徒および保護者、教員が集合しました。黄色いたすきをかけ、校長先生のお話の後、学校を出発し、商店等にお願いをしてきました。

校長先生の話を聴く様子 黄色のたすきをかけて準備完了

 地域の皆様にも優しく対応していただき、当初の目的に加え、地域とのつながりをいっそう強くできた活動となりました。

【キャンペーン活動の様子】

 キャンペーン活動の様子 キャンペーン活動の様子キャンペーン活動の様子 

キャンペーン活動の様子 キャンペーン活動の様子 キャンペーン活動の様子

    キャンペーン活動の様子

 当日はテレビ局や新聞社の取材が入りました。児童生徒は緊張しながらも、自分の担当の方々に向け、点字ブロックの大切さを伝えることができたようです。

 テレビ局のインタビューに答える様子 テレビ局の取材の様子

 のぼり端とたすきをかけた生徒の笑顔 メッセージ入りのポケットティッシュ

  また、11月中は理療科の患者さんや、来校者の皆さんに向けて、ポケットティッシュを配付して啓発を続けています。

 生徒会でも本キャンペーンに積極的に協力していますので、その様子は今後お知らせしていきます。お楽しみに!

部屋の入口にポスターを貼って啓発中 生徒会公認キャラ「邪気軍団」も応援

 

『点字ブロックの上に

車や自転車を止めないでね!』

by邪気軍団

 

 

第22回全国障害者スポーツ大会 いちご一会 とちぎ大会

 令和4年10月27日(木)~11月1日(火)にかけて、カンセキスタジアムとちぎで全国障害者スポーツ大会が開催されました。福島県代表として、本校からは、陸上競技に高等部専攻科理療科3年の本川和馬さんが出場しました。結果は、ジャベリックスロー第2位、走幅跳第4位という成績でした。寒暖差のある中、「これまでの練習の成果を十分に発揮できた」と本人よりコメントをいただきました。大会参加にあたりまして、様々な方々からの応援や支援をしていただきありがとうございました。引き続き応援よろしくお願いいたします。

大会結果

ジャベリックスロー 39m48cm 第2位

走幅跳        4m41cm 第4位

メダルを手にして笑顔

ジャベリックスロー 投げる様子 ジャベリックスロー 投げる瞬間

第45回(令和4年度)全国盲学生点字競技大会

校長先生からの激励

始めに「校長先生からの激励の言葉」を受けて、競技に挑みました。

 11月8日(火)に、第45回(令和4年度)全国盲学生点字競技大会が実施されました。この競技大会は、2年に1回、全国の盲学校で実施され、点字を正確に読んだり書いたりする速さを競います。実施方法は、事前に録音されたCDを再生して、その指示により進められます。本校からは、2名出場し、集中して競技に挑みました。

 競技実施後は、主管校が解答を集約し、結果が出場校へ報告されます。一堂に会しての大会ではありませんが、同時期に大会に挑み、結果報告を知ることで、全国の盲学生とお互いの成果を確認し合い、点字の技能向上を目指していきます。

競技の様子

競技内容は、3つでした。<50音書き、転写、聴写>

点字板を使用して聴写 点字板を使用して転写

第2回 避難訓練

 10月21日(水)、第2回避難訓練を実施しました。同じ敷地内の寄宿舎、聴覚支援学校福島校、視覚障がい者支援センター、点字図書館との合同訓練です。

 今回は視覚支援学校教室からの火災発生を想定した訓練でした。

 第1回訓練では雨のため避難場所が体育館でしたが、今回は本来の避難場所である校庭への避難、人員確認を実施しました。各部署とも機転を利かせながら円滑な避難を行うことができました。

 また、第1回の訓練の反省から、緊急時避難支援カードの運用方法や保護者への連絡をマチコミメール活用に変更するなど、より安全な避難や確実な連絡方法を検討することができました。

 次年度は今年度の訓練での反省事項を活かし、さらに実践的な訓練にしたいと考えます。

教室でヘルメットをかぶり、避難準備。 避難の様子 救護班

避難した順から座って待機 手話通訳 避難完了