寄宿舎行事
2018年12月11日 13時19分寄宿舎行事
テーブルマナー教室
12月4日(火)に寄宿舎食堂で行われました。
福島県立視覚支援学校
寄宿舎行事
テーブルマナー教室
12月4日(火)に寄宿舎食堂で行われました。
12月1日(土)から3日(月)にかけて、第44回福島市福祉作品展が、アオウゼ(MAX福島4階)にて開催されました。本校からも多くの児童生徒達が作品を出品しました。その中から、中学部1・2年生の生徒2名による共同制作作品「虹に向かって」が、福島市視覚障がい者福祉協会長賞を受賞しました!
この作品は美術の授業の時間に制作した、ガラスモザイクタイルによる大判(91×60㎝)の壁掛け作品です。120周年の校内行事の際、テーマソングとなっていたゆずの「虹」と、中学部全員で合唱をした「Tomorrow」とから着想を得て、2名の生徒で協力して、デザインから制作、最後には作品を縁取る木枠の装飾やサイン入れまで行いました。
▲3日に行われた表彰式で、賞状と盾を
いただいてきました。
作品の前にて2人とも笑顔。▲
▲制作風景。デザイン画に沿って
タイルを並べて
制作風景。木枠に焼き色を ▲
つけていきます。
▲立体コピーで図案を確認しながら作りました。
中学部は11月15日(木)にスカイプ(テレビ会議システム)を用いて、沼津視覚特別支援学校中学部と交流しました。お互いに自己紹介をした後、学習発表会の内容を披露しました。
福島は、創立120周年の歴史を振り返り創始者に思いをはせ、未来に向かって進む姿を、合唱と楽器演奏で表現しました。沼津からは「福島県立視覚支援学校の歴史がわかりました。」「歌も演奏も心がこもっていました。」との感想がありました。
沼津からは「六星祭」(学習発表会)で披露した和太鼓の演奏がありました。日本の歴史からインスピレーションを受け、その内容をリズム創作した和太鼓演奏で、国風文化・鉄砲伝来・黒船来港・鹿鳴館など多岐に渡っていました。本校生からは「すごかった!」との感想が聞かれました。
質問コーナーでは今学習していること、宿題、好きなアーティストなど質問し合い楽しく交流しました。次回は来年1月に実施する予定です。
▲沼津の気温は20℃。半袖だそうです。
自己紹介します。▲
▲実ルマデ 力添エマセ 苗代田
(創立120周年記念文化祭より)
「好きなアーティストは誰ですか?」▲
小学部では、食農教育事業「福島発のキュウリビズ。愛情込めてキュウリ栽培大作戦」に参加しました。これは、県内の小学生がキュウリを栽培し、観察記録を応募する取り組みです。今年度は、福島県内の小学校からの28校の応募があり、視覚支援学校小学部は、見事、第3位にあたる福島民報社長賞を受賞致しました。
本校小学部では、生活単元学習の時間にキュウリ栽培に取り組み、観察記録をまとめました。また、観察記録をもとに、児童が作詞作曲した「キュウリソング」や、キュウリを使った料理作りにも取り組みました。
11月26日(月)に福島市のJA福島ビルでの表彰式に小学部全員で参加し、緊張の中、賞状を受け取ってきました。キュウリの栽培を通してたくさんのことを学ぶことができました。
キュウリソング (本校児童が作詞作曲した歌です。)
―関連情報―
新聞記事:福島民報 2018/10/25 キュウリ栽培大作戦 キュウリ栽培日誌審査会
新聞記事:福島民報 2018/11/27 キュウリ栽培大作戦 授賞式
11月9日(金)に、中学部市内総合自立活動が開催されました。この学習は、中学部生全員が、それぞれの自立活動の課題をもとに、市内の色々な所へ行き、調べ物や買い物や体験活動をしてくる学習です。
中1年生は、初めて市内総合自立活動に取り組みました。学校からダイユーエイトMAX間の往復歩行と、ダイユーエイトMAX内での調べ物や買い物などを、自分の力だけでおこなってきました。何度か予想外のこともありましたが、そのたびに周囲の人とコミュニケーションを取って乗り切りました。
▲白杖歩行でダイユーエイトMAXに
向います(曾根田郵便局の通り)
買い物学習の様子▲
(MAX2階)
2年生は、南福島方面へ行きました。まず学校から福島駅東口改札まで白杖歩行をし、駅では安全に電車を利用するために、駅員さんにエスコート依頼をして乗車。南福島に着いた後は、ダイユーエイト黒岩店では腕時計の電池交換をし、隣のスーパースポーツゼビオ内にあるレストランで昼食をとりました。何度か立ち往生する場面がありましたが、地域の方々に何度も助けていただき、目的を達成することができました。
▲白杖を振りながら歩行
(学校前)
駅員さんにエスコートしてもらいながら▲
(南福島駅)
中1年2組の2名は、学校から曾根田駅まで白杖を持って歩行し、飯坂電車に乗り、飯坂温泉の旧堀切邸の足湯を体験してきました。その後は福島駅東口のサイゼリアでランチ。満腹になった後はももりん(市内循環)バスを使って学校に戻ってきました。それぞれ、たくさんの発見ができた一日でした。
▲傘を持っての歩行は
はじめてです!
先生と一緒に歩きました。▲
▲足も手も温泉でポッカポカに
なりました。(堀切邸)
小学部では、11月8日(木)に福島市立図書館の「図書ボランティアの会」の方々14名をお招きして、おはなし会を開催しました。
おはなし会では、詩の朗読や朗読劇を聞いたり、一緒に歌ったりと、図書ボランティアの方々と交流を深めながら活動することができました。
今回の朗読劇は、スリランカの童話「キツネのホイティ」でした。児童たちは、キツネと女将さんたちとのやりとりを聞きながら、それぞれお気に入りの場面を見つけ、お話の楽しさや面白さを感じることができました。
【2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた講習会】
平成30年度福島県立視覚支援学校オリンピック・パラリンピック推進教育事業としまして、平成30年11月5日の13時30分より本校体育館にて本校の卒業生3人のパラアスリートを講師に招き、「スポーツから学んだ勇気と喜び」をテーマに講演会を実施しました。目的としては、2020年東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げるため、児童生徒、保護者、教職員のスポーツに対する興味関心の向上、スポーツを楽しむ心の育成を目指しました。講師は、平成27年度卒業生半谷静香さん(エイベックス所属の柔道選手)、平成19年度卒業生佐藤智美さん・平成27年度卒業生佐々木真菜さん(供に東邦銀行所属の陸上選手)でした。講演会の内容は、パネルディスカッション、質問コーナー、実技指導でした。講師とともに参加者らが身近な話題等をもとに、終始笑顔がこぼれる、楽しみながらの有意義な企画となりました。
10月30日(火)に小学部3名、中学部4名、高等部2名画一堂に会し、日本フラワーデザイナー協会福島県支部から5名のボランティアの方をお迎えして「花の宅配便事業」(フラワーアレンジメント体験)を実施しました。
色や香りがわかりやすい花や、秋の花々をたくさん持参していただきました。バラのとげやユーカリに触れたり、ストックなどの香りをかいだりしました。
会場に花の香りがいっぱい広がって皆が笑顔。豊かな時間を過ごしました。
▲バラのとげをルーペで観察
割り箸の長さに切ります▲
▲完成しました!!
バラはオアシスの中央に▲
10月31日(水)に高等部普通科の生徒達が、総合学習の時間の一環として、本校近隣にある福島市中央デイサービスセンターを訪問し、利用者の方々と交流活動を行いました。
まず、「赤とんぼ」を利用者のみなさんと一緒に歌いました。
次に、よさこい踊りを発表しました。先輩から後輩へと受け継がれてきた伝統の曲「よっちょれ」です。利用者の方々より大きな声援と手拍子をいただくことができ、生徒達も大変感激しました。
後半は4つのグループに分かれてチーム対抗で連想ゲームを楽しみました。イチロー選手や黒柳徹子、西田敏行といった、有名人あてのゲームで、大いに盛り上がりました。
デイサービスセンターの方々との交流は、普通科の恒例行事となっており、生徒達は、今年も利用者の皆さんの笑顔を思いうかべながら、記念品の製作にも取り組みました。
日本点字制定記念日である11月1日に、平成30年度全国盲学生点字競技大会(通信大会)が全国各地の盲学校(視覚支援学校)で行われました。
本校では、中学部2年の小山田瑠琉さんが五十音書、転写、聴写に挑みました。
約10日間の朝練の成果を発揮して、どの種目も自己ベストが出たのではないでしょうか?