5月21日(土)に福島第四小学校を会場に、合同大運動会が行われました。本校小学部は、年間を通して福島第四小学校・聴覚支援学校福島校と交流及び共同学習を行っており、合同での運動会に向けて5月の連休明けから一緒に練習を重ねてきました。各種目では、どのような配慮があれば障がいのある児童と障がいのない児童が一緒に取り組めるかを検討し、参加の仕方やルールを変更・調整しながら取り組みました。
「きょうね、風になったんだよ!」・・これは、本校の3年生児童の言葉です。団体競技で、1本の棒を四小の友達とペアで持ち、風をきって走った感覚が「気持ちいい!」と感じたようです。一人で走っただけでは感じられなかった感覚だったかもしれません。見えにくさはあっても、広い校庭で思いきり体を動かし、みんなそれぞれに自分の持てる力を発揮してやりきった運動会は、大成功でした。
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開会式での応援合戦 今年優勝するのは、「白だー!!」 | 低学年チャンス走『走れ!こいのぼり』 紅組が勝ちますように、との願いを込めて選んだ赤いこいのぼりは見事大当たり!2位でゴールしました。 |
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いざ、勝負だ! 中学年の100m走のスタートです。表情も真剣。途中苦しかったけれど、最後まで走りきりました。 | 中学年団体 『ダブルタイフーン』 四小の友達と一緒に風をきって走りました。二人の「ダブルタイフーン」は、息もぴったりでした。 |
5月11日、高等部と日を同じくして、中学部でも校内弁論大会が行われました。3人の弁士達が、今年の目標や自分の好きなことなど、日頃思っていることを発表しました。この日の発表をめざして、原稿を何度も書き直し、朗読の練習にもコツコツと取り組んできました。そうした練習の成果を発揮し、みな、堂々と発表することができました。審査を受けて、6月22日に本校で行われる「東北地区盲学校弁論大会中学生の部」の本校代表生も選出されました。



5月11日(水)に、高等部校内弁論大会が本校体育館にて、感染対策を十分とって行われました。今年度は高等部生徒全員が弁士として参加しました。
視覚障がいと向き合い、学ぶ中での葛藤や夢、働くこと、家族を守ることなど、思い思いに経験を語り、また、他の人の弁論を聞いて自己に重ねて考える、充実した時間でした。
思いを言葉にして伝えることは気恥ずかしく、難しいですが、挑戦は確実に成長をもたらしています。優勝者は6月22日に本校で行われる「第71回東北地区盲学校弁論大会」へ福島県代表として出場します。


【結果】
第1位
・ 専攻科理療科3年 「私のリスタート」
第2位
・専攻科理療科2年 「障がいと生涯」
・保健理療科2年 「俺の相棒」
第3位
・普通科3年 「迷路のスタート地点」
・保健理療科2年 「NEXT」
4月23日に第1回命と心の健康教室(情報モラル教室)が行われました。
感染症予防のため、理療科は被服室に、普通科と中学部は音楽室にそれぞれ集まり、2か所をオンラインで中継しながら実施しました。
福島警察署よりお借りしたDVD「情報モラルを身に付けよう!」を視聴し、ソーシャルゲームへの課金や、ネット詐欺、スマホ依存の怖さについて真剣に学びました。参加した生徒からは「家族とスマホを使う時のルールをしっかりと話し合おうと思う。」「SNSの使い方には注意していきたい。」などの声が聞かれ、スマートフォンやインターネットが便利な反面、使い方を間違えると危険な目に遭うという事を改めて認識する良い機会となりました。
4月14日(木)に、本校体育館にて第1回全校朝の会が行われました。
全校朝の会では、新入生自己紹介、生徒会役員紹介などが行われました。
また、生徒会パフォーマンスでは、本校生徒会公認キャラクターの邪気軍団が登場し、会場を盛り上げただけでなく、 全校生徒での写真撮影のお手伝いもしてくれました。


4月11日に、本校体育館にて対面式が行われ、高等部に所属する生徒、教員が一堂に会しました。
対面式では新入生の自己紹介、生徒会本部役員の紹介などが行われました。また、球技部や東洋医学研究部などの部活動、購買局・厚生局などの活動の様子が生徒たちから紹介されました。
対面式・部活動紹介は終始和やかな雰囲気で進められました。

4月8日(金)、春のやわらかな日差しの中、体育館にて入学式が行われました。

校長より中学部1名が呼名され、また高等部普通科5名、専攻科理療科1名の入学が許可され、計7名がそれぞれの希望を胸に新しい学校生活に踏み出しました。

「新入生代表誓いのことば」では、代表の専攻科理療科入学生が「助け合い、励まし合いながら、初心を忘れず、学業に専念することを誓います。」と力強く述べました。

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。これからの学校生活が、皆さんの人生にとって素晴らしい時間となることを心より願っています。
3月11日(金)に、小・中学部の卒業式が行われました。福島県教育委員会委員の大村雅惠様はじめ、来賓の方々や保護者の皆様、在校生一同に見守られ、小学部1名、中学部4名の計5名が巣立ちの日を迎えました。卒業生代表による「別れの言葉」では、これからの抱負を語るとともに「毎日学校に送って、どんな時にもあたたかく見守ってくれた家族のみんな、本当にありがとう。」(小学部代表)、「家族、先輩方、地域の皆様など、いろいろな方々に支えられていたと実感しています。」(中学部代表)と、周囲への感謝の気持ちを伝えることができました。卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます!みなさんの未来が輝かしいものとなりますことを期待しています。


3月1日(火)に高等部卒業証書授与式が挙行され、保健理療科1名、専攻科理療科2名の計3名が学舎を巣立ちました。

式では橋本校長から卒業生一人一人に卒業証書が授与されました。また3年間の功績をたたえ皆勤賞、功労賞、理療技能賞の各賞状が授与されました。

卒業生代表生徒によるこれまでの3人の歩みを振り返る惜別の答辞、在校生代表生徒による先輩たちのあとを受け継ぐ決意の送辞、歌唱が出来ない代わりに在校生や職員が事前に歌った動画の上映など、全員の思いがこもった素晴らしい卒業式でした。

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。皆さんの輝かしい未来に幸多かれと心より祈っています。
