10月6日(水)・7日(木)と中学部3年4名の生徒と教員5名でそれぞれ日帰りにて修学旅行に行ってきました。
6日(水)バス移動~あぶくま洞見学~昼食~二本松万古焼体験~バス移動。
あぶくま洞では、暗くて寒く、足場も悪い空間に始めは戸惑っていましたが、洞内の鍾乳石のつるっとした触り心地や音の反響に興味津々でした。
二本松の万古焼では、それぞれ粘土をこねてお皿とコップつくり体験をしました。冷たくて、むにゅっとする粘土の感触を感じながら、集中して取り組んでいました。「難しかった。」と話しながらも、皆、焼き上がりを楽しみにしているようです。
また、移動の車内では、音楽リスエスト大会が開催され、楽しいひと時を過ごしました。好きな音楽を通して、友だちと共通の話題が増えるなど、新たな発見もあり、大変盛り上がりました。
7日(木)タクシー移動~あづま運動公園にて森の案内人との自然体験~路線バス移動~昼食~徒歩移動
あづま運動公園での森の案内人との自然体験では、森を散策しながら、秋の植物や虫に触れてきました。松の木、ケヤキ、煙の出るキノコ、どんぐり、椿の実などをじっくり見て触り、友だちと感想を話し合いながら興味を深めていました。
昼食は、点字メニューも置いてあるサイゼリアにて、それぞれ好きなものを自分で注文・会計までしてみんなで食事を楽しみました。店員さんとのやり取りに緊張する生徒もいましたが、おいしい昼食に、みんな笑顔で帰路につきました。
10月9日(土)、第20回福島県特別支援学校スポーツ大会が市内のあづま総合運動公園内で行われました。本校からは陸上競技に、本校高等部普通科生徒3名が出場しました。小雨が降ったり止んだりと悪天候の中でのレースでしたが、周囲からの拍手による応援を背に、練習の成果を発揮できた内容でした。走り終えた生徒からは、安堵の声と同時に、来年の大会に向けた抱負を聞くことができました。朝早くから送迎していただいた保護者のみなさん、運営にあたった先生方等、本当にありがとうございました。来年に向けて、また頑張っていきますので、引き続き応援をよろしくお願い致します。
〇大会結果
女子17 100m 第1位 小山田瑠琉 大会新記録
女子18 100m 第1位 石井 葵
男子17 100m 第1位 増子新之介 大会新記録
~オリンピック・パラリンピック教育推進事業~
佐々木真菜選手 東京2020パラリンピック大会出場報告会
10月5日(火)に東京2020パラリンピック大会、陸上競技女子100M(視覚障害T13)と400M(視覚障害T13)に出場した佐々木真菜選手が大会報告の為、来校されました。
佐々木真菜選手からは、選手村の様子や試合会場でのエピソードについて写真等を使って講演していただきました。
選手村の中にはヴィレッジプラザという所があり、郵便局・銀行や土産物屋など沢山のお店があることも知ることができました。またヴィレッジプラザの建物の柱には、各県の木材が使用されており、福島県の木材も使用されていたようです。
大会について佐々木真菜選手は、陸上女子100M予選においては、「国際大会初めての100Mで、いつもであれば緊張してしまうが、今回は、どのくらい走れるかというワクワク感の方が大きかった。」また、女子400Mでは、「この日は自分の誕生日ということもあり、多くの人に祝福してもらい、力をもらって予選を迎えることができた。予選は夜遅く、ライトの光が反射してまぶしさがあったが、いつもかけているサングラスをかけずに予選に臨んだ。決勝では、7位という結果ではあったが、アジア記録を更新できてよかった。」と話してくれました。全体を通して、「世界との差を痛感させられたが、自分の成長にもつながった。3年後のパリに向けてさらにレベルアップをしたい。」と今後の抱負を伝えてくれました。
最後に、佐々木真菜選手から“きっかけひとつで変わることができる”と後輩たちへメッセージを送っていただきました。佐々木真菜選手が陸上競技と出会い、自分自身の内面的な成長など変われたきっかけが陸上競技だったと話し、後輩たちへ、きっかけひとつで必ず変われる、色々なことに挑戦してほしいと伝えてくれました。
佐々木真菜選手、ありがとうございました。
9月30日(木)、高等部「現代社会」の学習の一環として、普通科・保健理療科合同で、福島地方裁判所見学を実施しました。
実際に刑事裁判の傍聴をした後、法廷内で裁判官、検察官、弁護士の方々に直接質問させていただくという大変貴重な機会をいただき、生徒たちにとって非常に有意義な学習の機会となりました。
丁寧にご対応いただきました法曹三者、広報担当の方々に厚く御礼申し上げます。
9月30日(木)、前期終業式及び後期始業式が実施されました。コロナウイルス感染症対策を行いながら、久し振りに全校児童生徒が一堂に会しての式となりました。
式では、学校長より「学年の半分が終わりました。前期を振り返り、後期も目標をしっかりもって取り組みましょう。」との話があり、児童生徒の顔にも明日から始まる後期に向けての意欲の高まりが感じられました。
~オリンピック・パラリンピック教育推進事業~
半谷静香選手 東京2020パラリンピック大会出場報告会
9月9日(木)に東京2020パラリンピック大会、視覚障害者柔道48㎏級に出場した半谷静香選手が大会報告の為、来校されました。その際、日本代表ユニフォームや柔道着も持参していただき、見たり触れたりさせていただくことができました。
半谷静香選手からは、「公式戦が久しぶりだったので、畳にあがるのが怖かったが、困難にぶつかった時、応援してくれる人やサポートしてくれる人がパワーをくれました。その人達のためにも、という思いで臨みました。皆さんも自分の夢や目標達成のために頑張ってください。」と報告がありました。
本校の児童・生徒からは、選手村の様子や試合前の気持ちの作り方、大会本番まで一番頑張ったことなど多くの質問が出され、それに対し、1つ1つ丁寧に答えていただき、貴重な時間となりました。
半谷静香選手、ありがとうございました。
寄宿舎では年間5回「健康管理指導」を実施して、舎生の健康管理に努めています。今回は6月中旬に実施した第2回健康管理指導「飲料水について考える」についてご紹介します。
灼熱の福島市の夏に備え、個人に合った水分摂取量や飲み物の質の考え方、管理の方法などを学び、一人ひとりが飲料水について考える機会となりました。特に印象に残っているのが、普段飲んでいる飲料水の糖質の量をスティック砂糖で確認すると、「こんなに!?」などと驚き、次の週からお茶を手にする舎生が多く見られたことです。
健康第一!ぜひ、ご家庭でも飲料水について話してみてください!
(保健衛生係)
〇糖質量について(500㎖換算する)
飲み物 | 砂糖量 | 備考 |
コカ・コーラ | 56.5g | スティック砂糖換算:19本 |
カルピスウォーター | 55.5g | スティック砂糖換算:19本 |
カフェオレ | 45g | スティック砂糖換算:15本 |
ドデカミン | 23g | スティック砂糖換算:7本 |
〇第2回健康管理指導の様子
佐々木真菜選手(H27年度卒業生)
祝 東京2020パラリンピック出場おめでとうございます!
競技種目は、陸上競技女子100m(T13)と女子400m(T13)です。
8月30日(月)に、テレビ取材もあり、全児童生徒で応援メッセージを作成しました。
笑顔の素敵な真菜さん!
みんなを元気にしてくれる真菜さん!!
これまでに培った力を発揮してください。ファイトー!!!
【競技日程】
◎100m(T13) 8月31日(火)
予選10時30分~
決勝20時10分~
◎400m(T13)
9月2日(木)
予選21時21分~
9月4日(土)
決勝10時08分~
祝 東京2020パラリンピック出場おめでとうございます!!
8月24日(火)から東京2020パラリンピックが開催され、本校の卒業生でもある半谷静香選手が、柔道女子48kg級に出場します。そこで、本校の児童生徒や教員が半谷静香選手に向けて応援メッセージを書きました。
半谷選手の大会予選は、8月27日(金)から行われます。
(応援メッセージ一部紹介)
・一本!! がんばってください。 (小学部児童)
・福島からエールを送ってます。 (中学部生徒)
・自分の学校から出るのは誇りです。目指せ金!! (高等部生徒)
・自分の夢に向かって頑張ってください。 (小学部教員)
・半谷さんの切れのある技で世界をあっと言わせてください! (中学部教員)
・悔いない戦いを! (高等部教員)
・卒業生が世界で活躍することは本校の誇りであり、先輩の挑戦する姿は、在校児童生徒の大きな励みになります。これまで培った力を存分に発揮し、充実した大会にしてください。みんなで応援しています。 (校長)
(寄せ書き写真)