第83回(令和3年度前期)校内文字能力テストが行われました。
7月5日(月) 小学部1,2年生、
7月7日(水) 高等部保健理療科1年生
7月8日(木) 小学部6年生、中学部、高等部普通科
それぞれの児童生徒が、漢字と点字の読み書きの力の向上に向け取り組んできた日ごろの学習の成果を発揮しました。
漢字は読み書き別に拡大読書器や斜面机を使用し見やすい環境の下、前回合格した級のさらに一つ上の級を目指して、一生懸命取り組みました。
点字は、点字盤、パーキンスブレイラーそれぞれを使い、五十音書き、転写、聴写、速読に挑みました。
高等部普通科では、文字能力テスト終了後の残り時間で、点字付きかるたで百人一首をしました。
点字つきかるたは黒白反転で、弱視の人とも対戦でき、点字は対戦相手からも触読できるように、上下の両方についています。
自分で札を置いた位置を覚えるのはもちろん、相手陣の札の位置を覚えるのはとても大変ですが、生徒は回を重ねるごとに理解し、意欲的に取り組みました。
今回はリクエストにより、マグネット式で対戦し、現代文で味わった俵万智の「さくらさくらさくら」にちなみ、桜の歌6首、古典で学んだ和泉式部母子関連6首、計12首を扱いました
6月28日(月)に、信夫ヶ丘競技場にて、校内陸上記録会が開催されました。中学部、高等部の生徒23名が参加し、自分たちの記録更新を目指し、様々な陸上競技に挑みました。
梅雨入りし、外での練習が十分でない中、自分のベストを出せるように互いに励ましあいながら、競技に挑戦することができました。心地よい緊張感を持ちながら、体を動かす楽しさを存分に味わうことができました。
【心の準備】
【50m音響走】
【男子100m走】
【女子100m走】
【100m円周走】
【1000m走】
【1500m走】
【ソフトボール投げ】
【ジャベリックスロー】
6月4日、福島県障がい者総合福祉センターより、視覚障害生活訓練等指導者(歩行訓練士)の渡邊純代先生を講師に迎え、「教養講座(社会自立に向けた歩行支援について)」を開催しました。
当日は雨天の為、体育館で生活場面を想定した実践を行いました。白杖歩行では、持ち方や振り方を踏まえ、点字ブロック上を歩きました。移動介助では、手引きの基本姿勢を踏まえ、右折や左折・段差の上り下り・狭い場所の通過の仕方を学びました。
6月8日(火)第1回避難訓練を実施しました。同じ敷地内の寄宿舎、聴覚支援学校福島校、視覚障がい者支援センター、点字図書館との合同訓練です。
今回は震度6強の地震が発生し、校舎に損壊が見られたとの想定で実施しました。30秒間大きな揺れが続き(放送による効果音)、まずは机の下で安全を確保。その後の避難でも、ヘルメットをかぶり、校舎の壊れて通れないところを避けて、安全に校庭へ避難することができました。校庭への避難は初めてでしたが、みんな落ち着いて行動していました。
コロナ禍の中での災害対応は、配慮しなければいけない点がより多くなっています。今回の訓練を生かし、“いざ”という時に備えていきたいと思います。
そしてなんと・・・教室に戻った直後10:19、本当の地震が・・・
5月27日(木)午後5:20から第2回避難訓練を実施しました。今回は、震度6強の地震が発生し、その後、本校校舎から出火したという想定でした。舎生は、机の下に隠れて自分自身の身を守り、避難指示の放送が流れると、ヘルメットを着用し落ち着いて避難することができました。
5月20日(木)、寄宿舎食堂にて消毒・換気など感染症対策を徹底し、親睦会を行いました。質問タイム“みんなのQ&A”では、趣味や好きな食べ物・歌手といったものからストレス解消法など幅広く質問が飛び出し、互いを知るよい機会となりました。
夕食は新入舎生からリクエストをつのり、味ごはんやピザなど、みんなが好きなメニューが並びました。会話はできませんが、それぞれペロリと平らげていました。
6月3日(木)、福島市にあります「とやの保育園」年長児クラスで、出前授業を実施いたしました。
「見えない人はどんな生活をしているのか」をテーマに、クイズ形式で楽しみながら、視覚障がいに対する理解を深めました。本校に勤務する全盲の教員の話に、真剣なまなざしで聞き入る子どもたちの姿が印象的でした。
本校地域支援センターでは、幼稚園、保育園、小学校、中学校等を対象に出前授業を実施しております。授業内容は、どのような力を育てたいか依頼者様とご相談させていただきながら対応いたします。ご希望ございましたら、どうぞお気軽に本校地域支援センターまでお電話ください。お待ちしております。
福島市立福島第四小学校での『合同大運動会』
~互いに認め合い、みんなで力を合わせてがんばりました!~
5月23日(日)に福島第四小学校を会場に、合同大運動会が行われました。本校小学部は、年間を通して福島第四小学校・聴覚支援学校と交流及び共同学習を行っています。2年ぶりとなる合同運動会に向け、5月の連休明けから一緒に練習を重ねてきました。
各種目では、どのような配慮があれば障がいのある児童と障がいのない児童が一緒に取り組めるかを検討し、参加の仕方やルールを変更・調整しながら取り組みました。低学年の50m走では、電子ホイッスルによる音源や白線を手掛かりに走る、紅白玉入れでは低めのかごを準備し、玉を入れる部分を触って確認しながら投げるなど、参加の仕方やルールを変更・調整することで自分の持てる力を十分発揮することができ、児童の笑顔が輝いた運動会となりました。
| |
開会宣言 「赤も、白も、力を合わせてがんばるぞ!」 | 1位、2位でゴール!!やったー! 低学年のチャンス走「何色くれる?」では、四小の校長先生が投げるサイコロの色を見事予想し、本校児童が1位、2位でゴールしました。 |
|
いざ、勝負だ! 高学年の150m走、スタートです。6年生にとっては小学部最後の運動会でした。 |
| |
紅白玉入れ かごをよく見て、ポーンとじょうずに投げました。「いっしょにがんばろうね。」「いっぱいいれようね。」と、四小の児童と言葉を交わす姿も見られました。 |
5月19日(水)の放課後、生徒会厚生部員で、プランターの花の植え替え活動をしました。10個以上のプランターにマリーゴールドや、ピンクや青のペチュニアの花を植え替えました。おそるおそるポットから苗を取り出す生徒もいる中、さすが理療科生は手ぎわよく植え替えていました。皆さん、久しぶりの植物とのふれあいだったようです。時々小雨の降るあいにくの空模様でしたが、作業には涼しく最適でした。