福島県立視覚支援学校
生徒の活動
半谷静香選手 東京2020パラリンピック大会出場報告会
~オリンピック・パラリンピック教育推進事業~
半谷静香選手 東京2020パラリンピック大会出場報告会
9月9日(木)に東京2020パラリンピック大会、視覚障害者柔道48㎏級に出場した半谷静香選手が大会報告の為、来校されました。その際、日本代表ユニフォームや柔道着も持参していただき、見たり触れたりさせていただくことができました。
半谷静香選手からは、「公式戦が久しぶりだったので、畳にあがるのが怖かったが、困難にぶつかった時、応援してくれる人やサポートしてくれる人がパワーをくれました。その人達のためにも、という思いで臨みました。皆さんも自分の夢や目標達成のために頑張ってください。」と報告がありました。
本校の児童・生徒からは、選手村の様子や試合前の気持ちの作り方、大会本番まで一番頑張ったことなど多くの質問が出され、それに対し、1つ1つ丁寧に答えていただき、貴重な時間となりました。
半谷静香選手、ありがとうございました。
健康管理指導の実施について~寄宿舎~
寄宿舎では年間5回「健康管理指導」を実施して、舎生の健康管理に努めています。今回は6月中旬に実施した第2回健康管理指導「飲料水について考える」についてご紹介します。
灼熱の福島市の夏に備え、個人に合った水分摂取量や飲み物の質の考え方、管理の方法などを学び、一人ひとりが飲料水について考える機会となりました。特に印象に残っているのが、普段飲んでいる飲料水の糖質の量をスティック砂糖で確認すると、「こんなに!?」などと驚き、次の週からお茶を手にする舎生が多く見られたことです。
健康第一!ぜひ、ご家庭でも飲料水について話してみてください!
(保健衛生係)
〇糖質量について(500㎖換算する)
飲み物 | 砂糖量 | 備考 |
コカ・コーラ | 56.5g | スティック砂糖換算:19本 |
カルピスウォーター | 55.5g | スティック砂糖換算:19本 |
カフェオレ | 45g | スティック砂糖換算:15本 |
ドデカミン | 23g | スティック砂糖換算:7本 |
〇第2回健康管理指導の様子
佐々木真菜選手 応援メッセージ!ファイト~!!
佐々木真菜選手(H27年度卒業生)
祝 東京2020パラリンピック出場おめでとうございます!
競技種目は、陸上競技女子100m(T13)と女子400m(T13)です。
8月30日(月)に、テレビ取材もあり、全児童生徒で応援メッセージを作成しました。
笑顔の素敵な真菜さん!
みんなを元気にしてくれる真菜さん!!
これまでに培った力を発揮してください。ファイトー!!!
【競技日程】
◎100m(T13) 8月31日(火)
予選10時30分~
決勝20時10分~
◎400m(T13)
9月2日(木)
予選21時21分~
9月4日(土)
決勝10時08分~
半谷選手応援メッセージ!ファイト~!!
祝 東京2020パラリンピック出場おめでとうございます!!
8月24日(火)から東京2020パラリンピックが開催され、本校の卒業生でもある半谷静香選手が、柔道女子48kg級に出場します。そこで、本校の児童生徒や教員が半谷静香選手に向けて応援メッセージを書きました。
半谷選手の大会予選は、8月27日(金)から行われます。
(応援メッセージ一部紹介)
・一本!! がんばってください。 (小学部児童)
・福島からエールを送ってます。 (中学部生徒)
・自分の学校から出るのは誇りです。目指せ金!! (高等部生徒)
・自分の夢に向かって頑張ってください。 (小学部教員)
・半谷さんの切れのある技で世界をあっと言わせてください! (中学部教員)
・悔いない戦いを! (高等部教員)
・卒業生が世界で活躍することは本校の誇りであり、先輩の挑戦する姿は、在校児童生徒の大きな励みになります。これまで培った力を存分に発揮し、充実した大会にしてください。みんなで応援しています。 (校長)
(寄せ書き写真)
祝!東京2020パラリンピック代表決定!
祝! 東京2020パラリンピック代表決定!
佐々木 真菜 選手
陸上競技 女子400メートル(視覚障害T13)
(平成27年度普通科卒業)
半谷 静香 選手
柔道 女子48kg級
(平成27年度専攻科理療科卒業)
夏季休業前全校集会
7月21日(水)5校時、夏季休業前全校集会が放送にて実施されました。はじめに各大会等の受賞者(学校歯科保健指導優良校、福島県たなばた展、東北地区盲学校弁論大会)の紹介がありました。その後、校長より「制約された生活の中でも、目標や目的をもって有意義な夏季休業を過ごしてください」との話がありました。
なお放送後には校長室にて、受賞者一人一人に賞状等が学校長より授与されました。
令和3年度進路説明会
7月16日(金)に進路説明会を実施しました。
講師に、社会福祉法人陽光会 清心荘指定相談事業所 相談支援専門員の木田尚文様をお招きして、福祉サービス事業所の現状と福祉サービス利用に向けた手続き等について講話をしていただきました。年金や卒業後のサービス利用に向けた流れなど、細かい部分までお話ししていただきました。保護者との情報交換の場もあり、有意義な会となりました。
ご協力ありがとうございました。
球技部 引退試合!
フロアバレーボールを中心に活動する球技部。7月を迎えて3年生の引退試合が本校体育館で行われました。
白熱した試合!!
3年連続出場していた全国盲学校フロアバレーボール大会が、コロナウイルス感染拡大に伴い2年続けて中止となってしまいました。そのため、唯一全国大会経験者の3人が引退となりました。
試合後に、3年生から後輩たちへ思いを伝えました。
様々な活動が制限され、生徒が集まって一つの目標に向かって取り組む機会が激減する中、球技部全員で明るく楽しそうに試合に臨む姿が印象的でした。
笑顔で、ピース! |
「もう一度全国の舞台に立ちたかった・・・」という悔しい思いもあったでしょうが、その思いはきっと後輩たちが受け継いで行ってくれることでしょう。
第70回(令和3年度)東北地区盲学校弁論大会
6月23日(水)に第70回(令和3年度)東北地区盲学校弁論大会が本校にて実施されました。
この大会は、弁論を通して、東北地区盲学校の文化活動の健全な育成と発展を図るとともに、各校の親善を深めるものとして毎年開催されています。残念ながら、昨年度はコロナ感染症の影響で、東北大会、全国大会共に開催中止となりました。今年度も、開催が危ぶまれましたが、開催方法を動画審査とオンライン配信という形に変えることで、開催に繋がりました。例年とは違う開催方法でしたが、それぞれの弁論からは、真剣な眼差しと熱い想いが画面からでも伝わってきて、出場した弁士はもちろん、審査員の先生方・オンライン配信で視聴した東北各校の皆さんから、開催できてよかったとの声を聴くことができました。
今年度、最優秀賞を受賞した宮城県立視覚支援学校高等部生徒は、大阪にて開催予定の全国盲学校弁論大会に出場されます。
令和3年度 第2回命と心の健康教室(性に関する指導)
7月15日に第2回命と心の健康教室が中学部と高等部でそれぞれ行われました。
中学部では、「人との距離感」と「異性とのかかわり方」について学習しました。点字ブロックを使用して、距離感を体験したり、事例をもとに話し合いをしたりしました。人とかかわるなかで、相手を思いやる気持ちや、良好な人間関係を築くにあたってのルールやマナーを考えることができました。
高等部では、「ジェンダー」について簡単な説明の後、グループに分かれていくつかのテーマを選び、話し合いました。日頃からなんとなく耳にしていた言葉やニュースをきっかけに、様々な意見を出し合い、今回のテーマを通して「自分らしく生きていく」ということについて改めて考える機会となりました。
異性との、距離感の違いを体験している様子(中学部) |
生徒全員で話し合いをしている様子 (中学部) |
グループに分かれて話し合っている様子(高等部) |