福島県特別支援教育研究会 視覚障害専門部
福島県特別支援教育研究会入会手続きについて
令和5年度福島県特別支援教育研究会
「視覚障がい教育専門部」について
1.福島県特別支援教育研究会について
本会は、福島県における特別支援教育の振興・発展、ならびに視覚障がい教育にかかわる専門的な研究活動の促進を図ることを目的としています。
福島県特別支援教育研究会視覚障がい専門部は、次のメンバーで組織されています。
1 福島県立視覚支援学校教職員
2 本会の趣旨に賛同する方
小学校や中学校の弱視特別支援学級担任
視覚に障がいのある児童生徒の担任等
以下に、会則の一部を紹介します。
第1条(名称と事務局)
本会は、福島県特別支援教育研究会といい、事務局を会長の指定する場所におく。
第2条(目的)
本会は、福島県における特別支援教育の振興発展をはかるために連絡提携し、研究活動の促進をはかることを目的とする。
第3条(組織)
本会は、次の者をもって組織する。
1 福島県内の特別支援教育に従事する教職員
2 本会の趣旨に賛同する者
第4条(事業)
本会は、第2条の目的を達成するために、次の事業を行う。
1 特別支援教育に関する調査研究
2 学習指導、教材教具の研究
3 研究会、研究発表会等の開催
4 研究成果の刊行
5 その他、本会の目的達成のために必要な事業
同13条まであり、ほかに細則が6条規定されています。
組織図のうち本校に関連するのは下記の通りです。
会員の登録について
本会の趣旨に賛同され、本研究会専門部に関心のある方は、メールでお知らせください。
事務局 連絡先
福島県特別支援教育研究会視覚障がい教育専門部事務局
福島県立視覚支援学校 教諭 先崎貴洋
メールアドレス senzaki.takahiro@fcs.ed.jp
令和5年度以降に会費を納入いただき、会員登録いただくためのご連絡をさせていただきます。本会では会費として1,000円を徴収させていただきます。会員の皆様には、研修会の案内、記録冊子や本校の研修収録等を差し上げます。
会員登録にあたっては、「学校名、住所、校長名、電話番号、職名、氏名」を事務局にご連絡いただきます。会費は、以下の金融機関指定口座に振り込んでいただくことになります。(振り込み手数料は各自ご負担いただきます。)
郵便振替
口座番号 記号:18290 番号:30311921
口座名義 福島県特別支援教育研究会視覚障がい教育専門部
活動紹介
視覚障がい専門部 活動紹介
専門部の研究主題について
今年度の専門部の研究主題
「視覚障がいのある幼児児童生徒が、主体的に生きる力を高めるために」
専門部の研修会について
令和4年度 福島県立視覚支援学校 現職教育研修会
福島県特別支援教育研究会 視覚障がい教育専門部研修会(共催)
<日時> 令和4年8月3日(水)
10:00 ~ 15:00
<会場> 福島県立聴覚支援学校福島分校 3階ホール
講演「 視覚障がい児・者への触察を通した学習指導
~触察指導で大切にすること~ 」
講師 手と目でみる教材ライブラリー 主宰
星美学園日伊総合研究所客員研究員 大内 進 先生
<対象>
福島県立特別支援学校教職員
県内の視覚障がいのある幼児児童生徒が在籍する学校の職員等
東北地区視覚支援学校教員
<講師プロフィール>
筑波大学附属視覚特別支援学校小学部教諭を経て、国立特別支援教育総合研究所研究員として、視覚障がいのある幼児児童生徒の教育について研究されました。現在は星美学園日伊総合研究所客員研究員として「3Dプリンタを活用した視覚障害教育のための立体模型作成ネットワークの構築」など、視覚障がいのある幼児児童生徒に向けた触察教材について研究されております。また、東京高田馬場に開設された「手と目で見る教材ライブラリー」には、ご自身のお持ちの教材や視覚障がい教育に関する貴重な文献が展示されております。視覚障がい教育に携わる多くの方にとって非常に価値のある展示や資料をみることができます。昨年12月に編著で「視覚障害のためのインクルーシブアート学習 基礎理論と教材開発」(ジアーズ教育新社)を刊行しました。
<手と目で見る教材ライブラリー>
大内先生が、視覚支援学校や国立特別支援教育総合研究所在職中から収集した触覚教材や書籍を展示しています。
〇絵画
最後の晩餐、モナリザ、葛飾北斎の富嶽三十六景神奈川沖浪裏、
ビーナスの誕生などの触って分かる絵画など
〇立体模型
建築模型(法隆寺、東大寺、ディズニーランドシンデレラ城等)
乗り物の精密模型(自動車、電車、飛行機等)
★完全予約制のため、見学を希望の方は、電話かメールで事前連絡が必要です。
研修会参加者の感想より
・点字使用児童の指導を担当している中で、触覚指導の大切さを改めて認識すると共に、忙しさを理由にしてなかなかできない自分の指導の振り返りの機会となった。夏休みが開けたら、やってみようと思えることが見つかった研修であった。
・安心して手が出せる環境の用意をしたいと思いました。
・触察の意味や、盲目の生徒の気持ちを詳しく説明してくださった点が勉強になりました。
・触察についての理解を深めることができた。会場全体を映していただけると、もっと臨場感があってわかりやすかったと思う。