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校内文字能力テストが行われました

 第83回(令和3年度前期)校内文字能力テストが行われました。
7月5日(月) 小学部1,2年生、

7月7日(水) 高等部保健理療科1年生

7月8日(木) 小学部6年生、中学部、高等部普通科

 それぞれの児童生徒が、漢字と点字の読み書きの力の向上に向け取り組んできた日ごろの学習の成果を発揮しました。
 漢字は読み書き別に拡大読書器や斜面机を使用し見やすい環境の下、前回合格した級のさらに一つ上の級を目指して、一生懸命取り組みました。

校内文字能力テストの様子 校内文字能力テストの会場の様子

反転色の机で受験 斜面机を使用して受験

 

 点字は、点字盤、パーキンスブレイラーそれぞれを使い、五十音書き、転写、聴写、速読に挑みました。

点字板での受験 パーキンスブレイラーでの受験

 高等部普通科では、文字能力テスト終了後の残り時間で、点字付きかるたで百人一首をしました。

 点字つきかるたは黒白反転で、弱視の人とも対戦でき、点字は対戦相手からも触読できるように、上下の両方についています。

 自分で札を置いた位置を覚えるのはもちろん、相手陣の札の位置を覚えるのはとても大変ですが、生徒は回を重ねるごとに理解し、意欲的に取り組みました。

点字付きカルタで対戦中 相手陣の札の位置を確認中

 今回はリクエストにより、マグネット式で対戦し、現代文で味わった俵万智の「さくらさくらさくら」にちなみ、桜の歌6首、古典で学んだ和泉式部母子関連6首、計12首を扱いました