福島県立視覚支援学校
普通科交流学習「第8回♪クリスマスジョイントコンサート♪」
12月21日(月)、5・6校時目に、普通科の交流学習、『幻のクリスマスジョイントコンサート』を行いました。
普通科では、福島高校・橘高校の合唱部との交流学習を行っており、クリスマスジョイントコンサートは8回目になります。
コロナ禍の中、感染拡大防止の対策を検討しながら、実施に向けて計画、練習を続けてきましたが、直前に福島市内の感染が急増し、残念ながら本校体育館での交流は中止となってしまいました。
しかし、生徒からは、「何らかの形で、交流を続けたい」「練習してきた箏演奏を発表したい」という意見が出されたことを受けて、校内で実施することにしました。ということで、今回は『幻の…♪クリスマスジョイントコンサート♪』です。
「箏演奏『春を呼ぶ二つのソネット』
感染対策の一つとして、体育館フロアに仕切りを設置しましたが、ビニールのシートに雪の飾りなどで装飾し、コンサートの雰囲気を盛り上げました。メインは箏演奏『春を呼ぶ二つのソネット』です。鳥の声をイメージした即興演奏から始まり、早春から躍動的な春へ向けての高揚感を、心を込めて演奏しました。
参加者全員での「あわてんぼうのサンタクロース」、恒例の全体合唱「群青」※1とコンサートは大変充実感のある時間となりました。
「来年は合唱部の皆さんをお待ちしています!」
実施後、参加した皆さんからの感想や感染対策についてまとめ、コンサートのダイジェスト版を両校合唱部へ届けることで、今年度の活動のまとめとしました。
「練習の成果を見てもらえてうれしかった」、「先輩方がつないできた交流活動を大切にしたい」、3年生からは「『群青』の合唱は美しいのでこれからも続けていってほしい」など、生徒の感想が印象的でした。
音楽を通した同世代との貴重な交流会の継続につなげていきたいと思います。
※1「群青」 作詞 小高中学校卒業生 作曲 小田 美樹 編曲 信長 貴富
本校高等部卒業証書授与式 式歌でもある曲です。