福島県立視覚支援学校
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「オリンピック・パラリンピック教育推進」
令和3年2月8日(月)に東京2020パラリンピック聖火リレートーチが、聴覚支援学校福島校に展示されたため、体育の時間に見学に行きました。視覚障がいがある生徒にとって、展示されたものを見ただけでは理解することが難しいことから、手袋をしながら触れさせていただき、大変理解しやすかったです。実際の形や重さ、質感などを言葉での説明と手で確かめていくことで、炎を絶やさずに聖火台までトーチリレーでつなげていくことが分かりました。また、本校高等部には聖火ランナーとして参加予定している生徒がおり、初めて手にする桜をモチーフにした本物のトーチを掲げ、笑顔を見せながらも使命感を高めていました。また、トーチには、パラリンピックの4つの価値「勇気、強い意志、インスピレーション、公平」が点字で刻印されており、全盲の生徒が点字を読み上げ、他の生徒や教師に伝えてくれました。
貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。