福島県立視覚支援学校
佐々木真菜選手 東京2020パラリンピック大会出場報告会
~オリンピック・パラリンピック教育推進事業~
佐々木真菜選手 東京2020パラリンピック大会出場報告会
10月5日(火)に東京2020パラリンピック大会、陸上競技女子100M(視覚障害T13)と400M(視覚障害T13)に出場した佐々木真菜選手が大会報告の為、来校されました。
佐々木真菜選手からは、選手村の様子や試合会場でのエピソードについて写真等を使って講演していただきました。
選手村の中にはヴィレッジプラザという所があり、郵便局・銀行や土産物屋など沢山のお店があることも知ることができました。またヴィレッジプラザの建物の柱には、各県の木材が使用されており、福島県の木材も使用されていたようです。
大会について佐々木真菜選手は、陸上女子100M予選においては、「国際大会初めての100Mで、いつもであれば緊張してしまうが、今回は、どのくらい走れるかというワクワク感の方が大きかった。」また、女子400Mでは、「この日は自分の誕生日ということもあり、多くの人に祝福してもらい、力をもらって予選を迎えることができた。予選は夜遅く、ライトの光が反射してまぶしさがあったが、いつもかけているサングラスをかけずに予選に臨んだ。決勝では、7位という結果ではあったが、アジア記録を更新できてよかった。」と話してくれました。全体を通して、「世界との差を痛感させられたが、自分の成長にもつながった。3年後のパリに向けてさらにレベルアップをしたい。」と今後の抱負を伝えてくれました。
最後に、佐々木真菜選手から“きっかけひとつで変わることができる”と後輩たちへメッセージを送っていただきました。佐々木真菜選手が陸上競技と出会い、自分自身の内面的な成長など変われたきっかけが陸上競技だったと話し、後輩たちへ、きっかけひとつで必ず変われる、色々なことに挑戦してほしいと伝えてくれました。
佐々木真菜選手、ありがとうございました。