福島県立視覚支援学校 地域支援センター    長く続いた暑さもようやく終わり、秋が足早に去ろうとしている今日この頃ですが、皆様、お変わりなくお過ごしでしょうか。今年度も「地域支援センター 目の相談室 のびのび」では、県内各地でさまざまな教育相談を実施してきました。  今回は、地域の幼稚園や小学校に通う、視覚に障がいのある乳幼児童をもつ保護者の方対象に、毎年秋に実施している「のびのび保護者勉強会」の様子をお伝えいたします。    10月25日(金)に、宮城教育大学名誉教授、全国視覚障害早期教育研究会名誉教授であり、主に乳幼児の視覚障害教育の第一線にて活躍されている、猪平眞理氏を講師にお招きして、オンライン形式による座談会を行いました。参加者は来校いただき、オンラインで講師の猪平氏に相談し、お答えいただく形で進めました。  今年度も、座談会は温かく朗らかな雰囲気で進みました。猪平氏から、参加者の方々がお子さんと向き合っていることを励ましていただくことで、皆さん打ち解けてお話されているようでした。何よりも、豊富な経験を基に専門的な視点からお話いただくことで、見えない・見えにくい子どもの育ちで大切な観点をもつことができ、大変有意義な時間となりました。    お子さんの気になること、ご相談ください。次年度に向けて、今の頑張りや配慮点などを振り返っておくことも大切です。どうぞ、お気軽にご連絡ください。