✨情報BOX✨(第1弾) はじめに これから視覚障がい者(目の見えない人、見えにくい人)にちょっとでも役に立つようなお話をしていきます。 ●今回は視覚障がい者に便利なアプリを三つ紹介します。 ※以下は無料アプリで、iPhone・アンドロイド携帯のどちらにも対応しています。 ◎SeeingAI(シーイングAI)📷  これは目の見えない人に便利なアプリで、視覚的情報を読み上げてくれます。 カメラでとらえた周囲の状況を音声で教えてくれるアプリです。 次の八つのチャンネル(機能)があります。   1.短いテキスト    カメラを向け、その中にテキストがあれば自動で読み上げます。   2.ドキュメント    カメラを印刷文書にかざし撮影しテキストが認識されると読み上げます。   3.製品    バーコードにカメラをかざすと製品名等を読み上げます。   4.人物    人物を撮影すると髪の色、おおよその年齢、性別等を教えてくれます。   5.シーン    周囲の状況を撮影するとその写真の風景等、内容を読み上げます。   6.通貨    紙幣にカメラを向けると「千円、5千円」などとお札の金額を読み上げます。硬貨は読み上げません  (写真)お札にスマホを向けて金額を確認しています。「五千円」とスマホがしゃべっています。   7.色    服などにカメラを向けると色を読み上げます。   8.ライト    部屋などの明るさを音の高低で教えてくれます。 ◎明るく大きく🔍  これは目の見えにくい人に便利なアプリで、ルーペや望遠鏡(単眼鏡)の代わりをしてくれます。  ○小さな文字を自分の読みやすい大きさに表示できます。  ○明るさや文字の背景の色が変更でき、自分に合った見やすい状態に表示できます。  (写真)アプリを使用し辞書で調べ物をしている様子です。画面には白黒反転で大きな文字が映っています。  ○遠くのものや文字等を拡大して見ることもできます。  (写真)カレンダーを見ています。画面にはカレンダーの文字が大きく映っています。 ◎Be My Eyes(ビーマイアイズ)📷 これは目の見えない人、見えにくい人とボランティアを繋ぎ、ボランティアが目の代わりをしてくれるアプリです。  ○いつ、どこででも困ったときはボランティアが視覚的支援をしてくれます。  ○アプリを起動し「通話」ボタンを押すとビデオ通話でボランティアに繋がります。 (登録されているボランティアの中から対応できる人が電話に出ます。)  ○見てほしいもの、読んでもらいたいものをカメラで写すとボランティアが対話をしながら必要な情報を教えてくれます。  (例)落としたものを探す、家電製品の操作ボタンを読んでほしい、自動販売機でコーヒーを買いたい、ネクタイの色や模様、シャツとの色合わせを教えてほしいなど様々な使い方ができます。  ○24時間いつでも何回でも無料でサポートを受けられます。 おわりに  今回は第1弾ということで、便利なアプリの紹介をしました。是非活用してみてください。今後も役立つ情報を発信していく予定ですのでお楽しみに!(不定期なのはあしからず...)