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第2回命と心の健康教室を行いました。

 7月13日(月)に中学部、高等部生徒を対象に、第2回の命と心の健康教室を実施しました。

 命と心の健康教室は、年3回SNS、性に関する指導、薬物乱用防止の内容で、実施しています。2回目は性に関する指導で、中学部・普通科と、理療科の2グループに分かれて行いました。

 グループ1は中学部、普通科生徒5名のグループで、人との距離感をテーマに、2人組で距離感体験したあとに2班に分かれて人との距離の取り方で大切なことやこれから気を付けることについて話し合いました。

距離感を体感中

距離感体験中。45cm,1m、3mの3地点の点字ブロックで、感じ方をお互い確認中です。最後には、一番話しやすい距離も測定してみました。

45cm「近すぎる、気まずい」1m「ちょうどいい」3m「かえって話しかけにくい。顔が見えない」

話合いの様子

体験の感想を振り返りながら、話し合い。

「距離感は人によって違うんだね。」

結果発表

話し合いの結果を発表。

「お互いに安心できる距離感が大切。」

 グループ2は理療科の成人生徒7名。事例をもとに、意見や自分の考えなどを発表し合い、異性とのかかわり方や適切な行動選択について学びました。

グループ2の話合いの様子

 2グループとも、話し合いの中で、視覚に障がいがあることでの困り感や注意していくことなどについても確認することができました。この話し合いをきっかけに、自分も相手も大切にする意識を持って生活してほしいと思います。