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生徒の活動

第68回東北地区盲学校弁論大会

 7月2日(火)、山形市の山形テルサにて第68回東北地区盲学校弁論大会が開催され、本校からは中学部の部1名、高等部の部1名の計2名が参加しました。

 東北の各県代表の弁士が、自分の障がいを通して感じたこと、考えたこと、経験したこと、将来の夢や目標などそれぞれの表現で聴衆に熱く語りかけました。本校の二人も、会場の雰囲気に少し緊張したようですが、今までの練習の成果を思う存分発揮し、最高のパフォーマンスができました。

 審査の結果、中学部2年石井さんが中学部の部優秀賞、高等部保健理療科1年常松さんが高等部の部最優秀賞に輝きました。同時に、常松さんは10月に東京で開催される全国大会の東北地区代表に選ばれました。

 休憩時間には、他の弁士や聴衆の方と交流し、楽しいひとときを過ごしました。

中学部弁士発表の様子 高等部弁士発表の様子

中学の部優秀賞表彰 高等部最優秀賞表彰

中学部 職場見学

中学部 職場見学

 説明を聞いてメモを取る様子 仕事の様子を見学

 6月21日(金)に中学部1年生が、卒業生の勤めている福島県庁に職場見学に行きました。仕事の内容や、視覚に配慮した仕事の仕方などさまざまな話を聞くことができました。生徒たちは、県庁の方々の仕事をしている様子や卒業生が実際にパソコンで仕事をする様子を見て、大変な仕事でもまわりの人と協力をして、責任をもって取り組んでいることを知ることができました。また、仕事でやりがいを感じることや大変なこと、在学中のことなどを質問し、将来仕事をする際に大切なことなどを知ることができました。

中学部校内実習

 進路週間の一環として、6月17日(月)~21日(金)の5日間、中学部1年生2名、2年生2名が前期校内実習を行いました。1年生にとっては、初めての校内実習でした。校内実習を通して、仕事をするという意識を持ち、働く場にふさわしい態度(時間、準備、片付けなど)を学びました。実習では、アロマストーンの袋詰めを行いました。毎日自分の目標を決め、1日の終わりに達成できたことや難しかったことを振り返ることで、それぞれが意欲を持って実習に取り組むことができました。

はさみでリボンを切る様子

▲はさみで、アロマストーンの穴に通すリボンを切ります。

はさみで土台に切り込み入れ

▲台紙にアロマストーンを固定するために、はさみで台紙に切り込みを入れます。

メッセージカードを貼る様子

▲台紙にアロマストーンを固定し、メッセージカードを貼ります。

アロマストーンの袋詰め

▲アロマストーンを袋詰めして完成です。

歯と口の健康教室

歯と口の健康教室 6月12日(水)

 2名の歯科衛生士さんを講師に、おやつとむし歯の関係やむし歯予防についてお話していただき、染め出しを行って歯みがきの仕方を丁寧に教えていただきました。

 歯の模型を使って指導

歯の模型を使って

「どこが汚れやすいかな?」

 染め出し

染め出し

「お口見せて~!あ~」

  いろんな資料に興味深々

いろんな資料に興味深々

「こんなにお砂糖が入っているんだよ」

 チェックシートでチェック

チェックシートで

 磨き残しをチェック!!

 iPadを使って拡大

iPadを使って拡大

  きれいになりましたね◎

 歯のイラスト

第1回避難訓練

 6月11日(火)に、第1回避難訓練を行いました。地震による校舎損壊を想定し、安全な経路を考えながら避難するという訓練でした。児童生徒一人一人が真剣に取り組み、防災意識を高めることができました。訓練後には、本校教職員が消火栓の使用方法について設備会社の方の説明を受けました。

 いざというときに迅速に動くための心構えを持ち、安心・安全な学校づくりに努めていきたいと思います。

体育館に避難して人員の報告中 教頭先生と手話通訳の先生の話を聞く様子

消火栓の使い方講習の様子 廊下上部に配備されているヘルメット

福島県学校歯科保健優良校表彰式

福島県学校歯科保健優良校表彰式 6月6日(木)

 本校は今年度も「福島県学校歯科保健優良校」と認められ、小学部・中学部共に「優秀賞」を、さらに中学部は10年間の継続表彰として「栄誉賞」を受賞しました。各学部の代表が表彰式に参加し、賞状と盾をいただいてきました。

表彰式での記念撮影

陸上記録会

      陸上記録会    

 5月28日(火)に、信夫が丘競技場にて、校内陸上記録会が開催されました。中学部、高等部の生徒18名が参加し、五月晴れの空のもと、自分たちの記録更新を目指し、様々な陸上競技に挑みました。

 皆、練習の成果を発揮し、互いに励ましあいながら、競技に挑戦する心地よい緊張感や、体を動かす楽しさを存分に味わうことができました。

開会式

開会式

 100メートル走 中学部

100M走(中学部)

 100M走(中学部)

100M走(中学部)

 ソフトボール投げ(中学部)

ソフトボール投げ(中学部)

 ハンドボール投げ(中学部)

ハンドボール投げ(中学部)

 昼食の様子

昼食の様子

 円周走(全盲)

円周走(全盲)

 100M走(女子)

100M走(女子)

 1500M走(男子)

1500M走(男子)

 1500M走(手引き紐を使用)

1500M走(手引き紐を使用)

 両手を挙げてゴール!

両手を挙げてゴール!

 走り幅跳び(男子)

走り幅跳び(男子)

 ジャベリックスロー(弱視男女)

ジャベリックスロー(弱視男女)

 閉会式

閉会式

福島市立福島第四小学校・聴覚支援学校福島校との学校間交流 『合同大運動会』

 福島市立福島第四小学校・聴覚支援学校福島校との学校間交流

  『合同大運動会』

~互いに認め合い、みんなで力を合わせてがんばりました!~

 5月19日(日)に福島第四小学校を会場に、第四地区体育協会および地区にある3校(福島市立福島第四小学校、福島県立視覚支援学校、聴覚支援学校福島校)の合同大運動会が行われました。この運動会は、福島第四小学校PTAをはじめ地域の方々の御協力をいただいて実施しているもので、今年で21回目となります。

 本校小学部は、年間を通して福島第四小学校・聴覚支援学校福島校と交流及び共同学習を行っており、合同運動会に向けても体育の授業で一緒に練習を重ねてきました。当日は天候にも恵まれ、本校児童も元気いっぱい7つの種目に参加しました。

 運動会3,4年個人種目の様子

3・4年 個人種目

「中身は何かな?梅はこび隊!」
 ひもを引くと、大、中、小、福のいずれかのくじが出てきます。大・中・小は、それぞれに課されたミッションをクリアしてからゴールしなければなりませんが、「福」は、福旗を持ってそのままゴールできます。「福が出るといいなあ。」という児童の願いどおり、引いたくじはなんと「福」!思わず「よっしゃー!」の声も出て、笑顔でゴールしました。

 

全学年 個人種目

「パン食い競争」

 初体験のパン食い競争。思わず出そうになる手をがまんしながら、ながーいパンをgetしました。でも、本当に狙っていたのはメロンパンだったようです。

全学年「パン食い競争」の様子

運動会、応援の様子

  白組がんばれ!

 赤組優勢で進んだ午前中の競技でしたが、午後の競技での白組の団結力と追い上げは素晴らしいものがありました。大きな旗を振っての応援にも力が入りました。

 今年度の小学部は在籍児童1名ですが、福島四小及び聴覚支援学校福島校との交流及び共同学習や合同運動会への参加を通して、自分の力を出し切って精一杯取り組むことによる達成感、友だちと力を合わせて成し遂げることの喜び、そして、互いを認め合い、頑張りをたたえ合う気持ちなど多くのことを学ぶことができました。

校内弁論大会

 5月15日(水)中学部・高等部それぞれに弁論大会が開かれました。

中学部7名、高等部8名の弁士が、それぞれ入学に至るまでの経験や思い、学校生活を振り返って自分の成長した点や将来の夢などを熱く語りました。

 この弁論大会は、7月2日に山形で開かれる東北大会への代表を選出する予選会も兼ねています。
【審査の結果】

中学部は3年 小山田さん、高等部は保健理療科1年 常松さんが選ばれました。健闘を祈ります。

中学部弁論大会会場の様子

写真1:中学部弁論大会会場の様子

中学部弁士、発表の様子

写真2:中学部弁士、発表の様子

 高等部弁論大会会場の様子

写真3:高等部弁論大会会場の様子1

 高等部弁論大会会場の様子2

写真4:高等部弁論大会会場の様子2

 高等部弁士、発表の様子

写真5:高等部弁士、発表の様子1

 高等部弁士、発表の様子2

写真6:高等部弁士、発表の様子2

 

 

寄宿舎の自治会“むつまじ会”行事「親睦会」

 5月9日木曜日、舎生全員で役割分担をして、親睦会を行いました。質問形式でそれぞれの趣味や好きな音楽などを知ることができたり、イントロクイズで反応を感じたりと、舎生のし好がわかるよい機会となりました。

 夕食のメニューは、舎生の間で話し合って考えた油淋鶏(ユーリンチー)と生春巻きでした。おいしさに加え、オシャレなメニューで大満足でした。

親睦会会場の様子1 親睦会会場の様子2

 

交通安全教室を行いました。

 4月19日(金)に中学部・高等部合同の交通安全教室が開かれました。
全体で
①正しい手引きの仕方・され方
②白杖の種類と役割(使い方)
の説明があり、その後、校内でペアを組んでアイマスクでの手引き歩行、校外での通学ルート確認が行われました。
 新入生は白杖のグリップやチップの種類を触って確認したり、先輩たちの意見を参考にしたりしながら、自分の見え方と、目的、身長に合った白杖の選び方を、確認しました。
 駅までの通学ルートでは、信号機の色が見えるか、音響信号機の渡り方、点字ブロックの摩耗、危険な箇所を確認しながら歩きました。

白杖の種類と役割の説明

写真1:白杖の種類と役割の説明

色々な種類の白杖

写真2:色々な種類の白杖

学校正面玄関前の歩行

写真3:学校正面玄関前の歩行の様子

学校正面玄関から外に出る様子

写真4:学校正面玄関から外に出る様子

横断歩道でしっかり方向を確認中

写真5:横断歩道でしっかり方向を確認中

白杖を振って歩道を歩行している様子

写真6:白杖を振って歩道を歩行している様子

 

 

全校朝の会の様子

 4月16日(火)に、全校朝の会が行われました。全校生徒が一堂に会し、新入生の紹介や、高等部の生徒会役員の紹介など、活動について発表しあうことで、理解と交流を深める機会となりました。

 新入生が前に並んでいる様子

 新中学生が笑顔で自己紹介

平成31年度 入学式

 4月8日、中庭の桜の花も咲き誇り、新入生を迎えました。
 中学部4名、高等部4名が、希望を胸に、入学しました。
 誓いのことばは保健理療科1年 常松 桜さん。
「…助け合い、励ましあいながら、初心を忘れず、学業に専念すること」を誓いました。

入学生全体の写真

入学生「誓いのことば」の様子

平成30年度卒業証書授与式

3月1日 本校体育館にて、平成30年度卒業証書授与式が行われました。

 普通科5名、保健理療科1名、専攻科理療科2名が巣立ちました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 卒業生代表 『別れのことば』より

 のびのび教室から約13年間を過ごした人、東日本大震災で避難生活を経験した人、遠くから通い続けて勉学に部活動に励んだ人、フロアバレーボールやグランドソフトボールの全国大会を何度も経験した人、30年ぶりの高校生活を満喫した人、自分を変えるためにメキシコへ留学した人、第87回全国盲学校弁論大会で心に響く弁論を発表した人とそれぞれの活躍を挙げればきりがありません。

 

(中略)

 明日からあん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師として、社会復帰します。視覚支援学校の仲間が、先生方がしてくれたように、職種は違いますが今度は私が患者さんの気持ちを汲み取って支えられるような施術者となれるよう、日々研鑽を積んで行きたいと考えます。

 

JICA国際協力中高生エッセイコンテスト2018

JICA国際協力中高生エッセイコンテスト2018

 

 表彰式が2月13日、本稿にて行われました。
 テーマは「世界の幸せのために私たちができること」
 全国から7万点を超える応募作品の中から、見事国内機関校長賞(二本松青年海外協力隊センター長賞)を普通科3年の鶴岡涼さんが受賞しました。
 「傍観者から当事者へ」と題し、メキシコ留学の経験から考えた「行動する人」とい
う決意表明が評価されたそうです。

(前略)
 貧しい家庭の子供たちに学校や給食の支援をするという活動のお手伝いをした時、
『将来の夢は何?』と聞くと、『無い』と言われた。『なぜ無いのか』と問うと、『
本で見た仕事には憧れるけどなり方がわからない』と。私自身、なりたいものがより
明確になり、調べたのは高校生になってからだ。
 十五歳頃からの就学率が低いメキシコでは家の手伝いや仕事をする人が多い。生き
るためだから仕方ないのだろうか?
(中略)
私は学生は在学中、一度は海外へ行き「セカイ」を感じるべきだと思う。精神面が強
くなり、人として自分がいかにちっぽけで、周りに支援され生き続け、世界のどこか
の誰かとずっとずっと「和」して繋がらなければならないと自覚できるからである。
そして世界の惨状、壮大さ、あたたかさを実際に触れ感じ、自分がこれまで紛争はか
わいそう、戦争なんてひどいと、傍観者だった側から、戦争なんてなくさなければ、
学校をもっともっと増やし就学率を上げなければと考えられるようになるはずだ。当
事者になれば、少なくとも私たちの関われる範囲の世界は、大幅に平和へ前進すると
私は信じている。
(後略)

 

集合写真

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 センター長さんとお話ししているうち、青年海外協力隊では、様々な分野でのニー
ズがあることがわかりました。英語やスペイン語が話せるだけでなく、障がい者スポ
ーツやマッサージや鍼、きゅうなど専門分野に磨きをかけて、「芸域」を広げようと
いう意欲が高まったようです。

いちご狩りに行ってきました。

 中学部1年2組では、福島市荒井にある「四季の里いちご園」でいちご狩りをしました。

 園内に入ると甘い香りがし、みつ蜂も飛んでいました。いちごは1メートルくらいの棚で栽培されていて、葉や茎、実を触って確認してもぎとって食べました。とても甘くてジューシーないちごで、新之介君は24個、華音さんは15個食べ、楽しさとおいしさを満喫してきました。

 

 

 

クリスマスジョイントコンサート

スマ

 本校高等部普通科生徒と福島高校、橘高校が合同で開催するクリスマスジョイントコンサートは今年で6回目を迎え、12月を彩る恒例の音楽会として馴染んできました。
 普段は離れて学校生活を送っていますが、同世代の生徒同士は音楽を通して互いに打ち解けて、息の合った「群青」、「終わりのない歌」を3校合同で発表しました。

 

 

 

寄宿舎行事

寄宿舎行事

 

  テーブルマナー教室

  12月4日(火)に寄宿舎食堂で行われました。

 

 

福島市視覚障がい者福祉協会長賞受賞!!

  12月1日(土)から3日(月)にかけて、第44回福島市福祉作品展が、アオウゼ(MAX福島4階)にて開催されました。本校からも多くの児童生徒達が作品を出品しました。その中から、中学部1・2年生の生徒2名による共同制作作品「虹に向かって」が、福島市視覚障がい者福祉協会長賞を受賞しました!

 この作品は美術の授業の時間に制作した、ガラスモザイクタイルによる大判(91×60㎝)の壁掛け作品です。120周年の校内行事の際、テーマソングとなっていたゆずの「虹」と、中学部全員で合唱をした「Tomorrow」とから着想を得て、2名の生徒で協力して、デザインから制作、最後には作品を縁取る木枠の装飾やサイン入れまで行いました。

 

 

 

 

 

▲3日に行われた表彰式で、賞状と盾を

いただいてきました。

 

 

 

 

 

 

 

           

            作品の前にて2人とも笑顔。▲

 

 

 

 

 

 

 

 

▲制作風景。デザイン画に沿って

タイルを並べて    

 

 

 

 

 

 

           制作風景。木枠に焼き色を ▲

           つけていきます。

 

 

 

 

 

 

▲立体コピーで図案を確認しながら作りました。